4戦ぶりに予選Q2進出のマルケス「予想より力強いラップを刻めた。スプリントは限界までプッシュできた」/第11戦カタルーニャGP

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2023年09月03日 11:50  AUTOSPORT web

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マルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)/2023MotoGP第11戦カタルーニャGP 2日目
 9月2日、2023年MotoGP第11戦カタルーニャGPがカタロニア・サーキットで行われ、レプソル・ホンダ・チームのマルク・マルケスは予選12番手を獲得し、スプリントは11位で終えている。ジョアン・ミルは予選20番手、スプリントは21位で終えている。また、アレックス・リンスの代役として参戦しているイケル・レクオーナ(LCRホンダ・カストロール)は予選22番手、スプリントは19位となっている。

 初日に転倒があったマルケスは、午前のフリー走行2回目でマシントラブルか、1コーナーでコースアウトする場面もあった。しかし、その後の予選Q1では、序盤からウイークベストの1分39秒台に突入させる。終盤には1分39秒070をマークして2番手につけ、第7戦ドイツGP以来の予選Q2進出を果たした。予選Q2では、自己ベストにあと一歩届かず、1分39秒701で12番手にとどまった。

 スプリントでは、オープニングラップで7番手に浮上すると、トップグループを追撃していく。中盤以降もトップ10圏内でバトルを繰り広げていたが、終盤にかけてペースを上げることができず、11位でフィニッシュとなった。

 初日にセットアップを煮詰めていたミルは、引き続きグリップの向上に取り組んでいたようだ。予選Q1では、1分40秒214で自己ベストを更新するが、予選Q2進出とはならず、20番グリッドが確定した。スプリントでは、序盤から思うようにポジションを上げることができず、終始後方での走行となってしまい、21位で終えている。

 レクオーナは、予選Q1で序盤からアタックをするごとに自己ベストを更新していく。終盤には1分40秒580まで縮めて、22番グリッドを獲得した。スプリントでは混戦の中でも積極的にアプローチする走りを見せ、ホンダ勢としては2位となる19位でチェッカーを受けた。

■マルク・マルケス(予選:12番手、スプリントレース:11位)
「今日は気分的にも自信という意味でも、とても重要な一日だった。Q1だけだったが、予想していたより力強いラップを刻めたし、タイムも予想していたよりずっと良ものだったよ。スプリントでは、レースの半分以上でトップグループにとどまり、限界までプッシュして最後まで走り切ることができた」

「こうしたことは、仕事を続けていくためのモチベーションを、さらに高めてくれるね。明日は24周という長いレースだけど、どんな走りができるか試してみたいと思っているよ」

■ジョアン・ミル(予選:20番手、スプリントレース:21位)
「今日はとても難しいレースだった。ブレーキングとコーナーの進入はそれほど悪くなかったけれど、相変わらずグリップ不足に苦しみ、今抱えているウイークポイントが浮き彫りになるコーナーがたくさんあった。チームスタッフと一緒に、今夜すべてのデータを徹底的に分析し、明日の決勝に向けて改善できるようにしたいね」

■イケル・レクオーナ(予選:22番手、スプリントレース:19位)
「今日の仕事には満足しているよ。スプリントでは自分の力を出しきり、過去2戦よりもいい結果を残すことができた。自分の目標は可能な限りプッシュし、チームに有意義なデータを提供することだ。それに加えて今日は、レースを楽しむことができたんだ。明日は、さらに前進できるようにがんばるよ」

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