【天気】今冬は暖冬傾向、9〜2月の気温は平年より高い予想 - 降水量・降雪量は?

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2023年09月08日 10:31  マイナビニュース

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ウェザーニューズは9月6日、今年の秋冬における天気傾向から商品需要を予想した「秋冬の小売需要傾向2023」を発表した。

○エルニーニョ現象の影響で例年より季節の歩みがゆっくり


秋冬の気温は、9月〜2月にかけて全国的に平年より高い予想。今シーズンは、エルニーニョ現象の影響で例年より季節の歩みがゆっくりになりそうとのこと。



9月いっぱいは暑い日が続く見込みであるが、10月に入ると秋の訪れを感じられるほどに肌寒い日が徐々に増え、11月は一雨ごとに秋が深まっていくという。



12月以降もエルニーニョ現象が続くため、暖冬傾向に。寒さのピークは1月下旬〜2月上旬で、初雪は平年より遅い所が多い予想となる。


○9月は大雨に注意、10月〜11月の降水量は全国的に平年並



降水・降雪の傾向は、9月後半の日本付近では秋雨前線や低気圧の影響を受けやすくなる予想で、前線活動が活発になる可能性もある事から強雨や大雨に注意が必要となる。10月〜11月にかけての降水量は、全国的に概ね平年並となりそうとのこと。

○日本海側の降雪量は平年よりも少なくなる予想



12月〜2月にかけては、平年より冬型の気圧配置が弱く、長続きしないため、日本海側の降雪量は平年よりも少なくなる予想。また、日本付近に暖気が入りやすくなるため、低気圧が発生・発達しやすくなるという。南岸低気圧の発生数も増える傾向があるため、太平洋側の地域では降水量が多くなりそうとのこと。寒気の南下するタイミング次第では、関東で大雪の可能性も。

○秋・冬物商品の需要増シーズンは例年より遅めに



今シーズンの秋・冬物商品の需要は、例年よりも動き出しが遅い見込み。冬物の衣類や電化製品は11月以降に需要が高まり、日用品や食品は11月から伸び始めて12月にピークを迎える予想となる。(フォルサ)

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