システム変更が奏功で完封勝利! オランダ代表主将DFファン・ダイクは貴ぶ「ゼロは神聖なもの」

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2023年09月08日 13:07  サッカーキング

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システム変更が奏功し、手応えを掴んだファン・ダイク [写真]=Getty Images
 オランダ代表の主将DFフィルジル・ファン・ダイク(リヴァプール/イングランド)が、7日に行われたEURO2024予選・グループB第5節ギリシャ戦を振り返った。同日、オランダサッカー協会公式サイトが伝えている。

 前節終了時点で、UEFAネーションズリーグ・ファイナルズ進出により2試合未消化の4位オランダ代表は、第5節でギリシャ代表と対戦した。試合は17分にMFマルテン・デ・ローンが先制点を挙げると、31分にFWコーディ・ガクポ、39分にはFWヴァウト・ヴェグホルストが追加点。後半は得点こそ生まれなかったものの、盤石な試合運びで3点のリードを保ったまま試合終了。2連勝で2位に浮上している。

 カタールW杯以降の全4試合で11失点(うち1試合は延長含む)を喫し、1勝3敗と負け越していたオランダ代表。迎えた同試合では、過去4試合で採用してきた『4バック』から『5バック』へと舵を切り、見事に3−0の勝利を収めたことについて、ファン・ダイクは「これだけ多くの失点を重ねると、解決策を見つけなければならない。それは当たり前のこと」としつつ、「もちろん改善点はあるし、明日の朝には分析する。ただ、今日は素晴らしい夜だ。堅実なプレーし、無失点に抑えられたのも良かった。最終的に大きな勝利に値したと思う。日曜日のアイルランド戦にも、また立ち向かおう」と胸中を明かしている。

 さらに、ファン・ダイクは「今日のゼロは神聖なもの。陳腐に聞こえるかもしれないけど、ゼロに抑えれば試合に勝つ可能性は大いにある。今日、みんなはそれを目の当たりにしたね」と披瀝。続けて「僕たちは常に5バックでプレーしているわけではない。ある時は4人で、またある時は3人で…臨機応変に相手のプレーに対応する必要がある。特に前半はうまくいったよ。それができる選手が揃っているし、十分に機能している」と“柔軟性”がカギと強調している。

 システム変更が奏功し、守備面で手応えを掴んだ“オレンジ軍団”の次戦は10日、第6節アイルランド戦だ。

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