「昂らない理由はない」菅原由勢、ドイツ完封へ「失うものはない」

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2023年09月09日 13:27  サッカーキング

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日本代表DF菅原由勢 [写真]=Getty Images
 日本代表は8日、国際親善試合のドイツ代表戦(9日、ヴォルフスブルク/ドイツ)に向けて前日練習を実施。練習後、AZ所属のDF菅原由勢が取材に応じた。

 ドイツとはFIFAワールドカップカタール2022で勝利して以来、約10カ月ぶりの再戦となる日本だが、菅原はワールドカップは選外。その後の新チーム立ち上げから主力として定着するようになった。「ワールドカップのときはテレビから見ていたので、そこにいられなかった悔しさもある。今、目の前でドイツ代表とやれるチャンスがあるので、昂らない理由はないですし、ワールドカップで日本代表は勝ったので、『入れ替わったから負けました』ではなく、入れ替わっても勝てるというか、勝負にこだわってやれたらと思いますし、ドイツもかなり気合が入っているみたいなので、それ負けないようにやりたい」と、高揚感を隠さず、気持ちを高めている。

 セルジュ・ニャブリやレロイ・サネといった強力なサイドアタッカーと対峙する可能性がある菅原。「誰が来ても世界のトップクラスの選手しかいないので、自分自身のチャレンジにもなりますし、どうやって止めるかのイメージはある程度できているので、所属チームでの映像を見るのと代表チームとは、やるサッカーも違うので、どういうボールの動かし方、持ち方をするかはわからないですけど、しっかり試合の中でアジャストできれば」と、イメージトレーニングはできていると話し、「相手はバイエルンや世界のトップでやってきている中で、僕の名前を知らない人の方が大多数。正直、失うものはないというか、負けても自分がそのレベルになかっただけの話だし、自分が成長するだけ。止めたら止めたで自信になると思うので、一対一になったら全力で止めに行きたいし、ネームバリュー等々あると思いますけど、ピッチに立ったら関係ないので、全力で止めに行きたいと思います」と、封殺を意気込んだ。

 ドイツ戦は「自分の現在地を測れる試合になる位置づけでもあると感じていて。マッチアップする選手もそうですし、相手がドイツ代表ということで、自分としても楽しみな試合。もちろんチームの勝利が優先ですし、チームの勝利のために自分が何ができるかから始めたいですけど、非常に楽しみだし、チャレンジ精神を持ってやっていきたいと思います」と、立ち位置を測る試合に試合にしたいと話している。

 もちろん守備だけでなく。攻撃での貢献も必要。菅原は、「いろいろな形で相手を惑わせることができると思うので、とにかく嫌なところにボールを運んでスペースを突けるように。日本人の緻密さは、世界でもトップクラスだと思うので、相手の嫌がることを続けていきたいし、相手のディフェンスのやり方を見て。僕らもいろいろと本当に話し合っているので、そういった展開になればいいなと思います」と、攻撃のバリエーションにも手応えを示しつつ、長所を出していきたいとしている。

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