阪神・伊藤将司がチーム3人目の10勝到達! 平松氏「4つの球種で抑えられるのはコントロールと切れが良いから」

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2023年09月11日 06:12  ベースボールキング

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阪神・伊藤将司 (C) Kyodo News
◆ 2年ぶりとなる2桁勝利!

 阪神が広島に5−1の快勝。逆転優勝を狙った広島をスイープし、一気に優勝マジックを「5」まで減らした。

この日は伊藤将司の力投が光った。5回に先制を許したが、8回まで失点はそれのみの回答を披露。2年ぶりとなる2桁勝利を挙げることに成功した。

 同点の7回一死満塁の場面で打順が回ってきたが、伊藤将は志願のうえ打席に向かった。結果は併殺に倒れたが、8回には意地の3者凡退ピッチングで流れを渡さず攻撃陣の援護を待つと、その期待通りに二死満塁で代打の糸原健斗の2点タイムリーで勝ち越すと、さらに木浪聖也にも2点タイムリーが飛び出し、伊藤将の手中に10勝目の勝ち星が舞い込んだ。

 お立ち台に上った伊藤将は「(村上)頌樹だったり大竹(耕太郎)さん、2人連続で10勝してたので負けられないと思って投げました」とこのカードでともに2ケタ勝利を掴んだチームメイトの活躍にも刺激されたと告白。最後に「最高です!」と雄叫びを上げると、甲子園のファンから地鳴りのような声援が送られた。


 村上と大竹に言及した伊藤将司に対し10日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた平松政次氏は「今年からの新しい顔には負けられないとの気持ちがあったのでしょう」と阪神のローテーションピッチャーの先輩としての意地があったのではと推測。

 また「伊藤のピッチングは今日もフォアボールがなく、どんどん向かっていくし、いつもと変わらないキレのいい球を投げていました。球種はストレート、カットボール、チェンジアップ、ツーシームと4つなんですけれど、その球種で抑えられるんですから、よっぽどコントロールと切れが良いからでしょうね。いいピッチングでした」と投球内容も抜群だったと評価した。

 9月負けなしの8連勝とノンストップの快進撃を見せている岡田阪神に、もう一人の解説者の坂口智隆氏も「強いですね。チーム全体の野球は崩れないですし、途中から行く人も自分の役割に徹底していますね」と絶賛。来週にもアレの達成が濃厚となってきた。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』

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