「無事これ名馬」1144試合連続出場のパ・リーグ新記録を樹立した楽天・浅村に解説陣が熱視線

◆ 「楽天に行ってからさらに動きが良くなった」

　楽天は14日、本拠地でのオリックス戦に0−2で敗戦。先発の藤平尚真が7回無失点の好投を見せたものの、打線の援護が乏しく両者無得点のまま延長戦へ。最後は11回に鈴木翔天が決勝弾を浴びて敗れた。

　敗れはしたものの、主将・浅村栄斗がこの試合で1144試合連続出場のパ・リーグ新記録を達成。西武時代の2015年8月8日オリックス戦から8年連続で全試合に出場しているレジェンド二塁手については、同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でも話題に。

　番組MCを務めた野村弘樹氏が「4番でこれだけ試合に出続けるってすごいなと思う」と開口一番に称賛すると、同じく出演した谷沢健一氏も「無事これ名馬ですよ」と規格外のタフネスぶりに熱視線を送る。


　この日はチーム10連敗中の難敵・田嶋大樹を筆頭としたオリックス投手陣に5打数無安打に抑え込まれてしまったものの、谷沢氏は「西武時代から体の強さは証明されているけれども、楽天に行ってからもさらに動きが良くなったよね」と語り、ユニフォームが変わっても変わらぬ安定感で働き続ける32歳を賞賛した。

　チームは現在3位のソフトバンクと「2.5」差、2位のロッテとも「3.5」差の圏内にいるだけに、逆転でのクライマックスシリーズ進出どころか本拠地でのCS開催というのも夢ではない位置まで来ている。

　2度目の本塁打王獲得も視野に入るタフな主砲は自身のバットでチームを上位へと導くことができるか。今後も注目だ。


☆協力：フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』



【動画】楽天・浅村栄斗　リーグ最多『1144試合連続出場』の快挙