2015−16シーズンから17−18シーズンにかけて3連覇を達成したレアル・マドリード以来のCL連覇を目指すマンチェスター・シティ。国内リーグ戦では開幕から無傷の5連勝と最高のスタートを切ったように、“3冠”を達成した昨シーズンからの勢いは衰えを見せない。3−1で勝利した直近のウェストハム戦からスタメン3人を入れ替えた一方で、アーリング・ハーランドやルベン・ディアスらが順当に先発に名を連ねた。
対するツルヴェナ・ズヴェズダは2019−20シーズン以来となるCLの舞台。当時はグループリーグ6戦で20失点を喫しわずか1勝を挙げるにとどまった。過去2大会はいずれもグループリーグ最下位で敗退している中、悲願の決勝トーナメント進出に向けて昨年王者相手にどれだけ戦えるかに注目が集まる。
前半は前評判通り、マンチェスター・シティが圧倒的に主導権を握る。しかし、25分のハーランドのシュートはクロスバーを叩き、41分にフィル・フォーデンがゴール至近距離から放ったシュートはGKの正面に飛ぶなど、数多くの決定機を決めきることができない。
さらに44分には攻め立てるマンチェスター・シティにアクシデント。ベルナルド・シルヴァが打撲を負い、前半終了間際にジェレミー・ドクとの交代を余儀なくされる。
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予想外の先制点を許したマンチェスター・シティだったが、後半開始すぐの47分に試合を振り出しに戻す。ハーランドに縦パスを預けたフリアン・アルバレスが裏へ走りこむとともに折り返しを受け、細かいタッチでGKをかわしてシュート。優しいシュートが無人のゴールへ吸い込まれた。
さらにマンチェスター・シティは60分、左サイドで獲得したフリーキックからフリアン・アルバレスが上げたクロスがGKオムリ・グラゼルのパンチングミスを誘いそのままゴールイン。短い時間で逆転に成功した。
攻め手を緩めないマンチェスター・シティは73分にロドリに追加点が生まれる。ペナルティエリア外でボールを受けると巧みなコース取りのドリブルでエリア内へ侵入し、最後は右足での丁寧なフィニッシュで仕上げてチーム3点目を奪った。
その後もマンチェスター・シティが攻め続ける時間帯が続いたものの、さらなる追加点は生まれずにタイムアップ。37本ものシュートを放ったマンチェスター・シティが順当に勝利を収めている。
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【スコア】
マンチェスター・シティ 3−1 ツルヴェナ・ズヴェズダ
【得点者】
0−1 45分 オスマン・ブカリ（ツルヴェナ・ズヴェズダ）
1−1 47分 フリアン・アルバレス（マンチェスター・シティ）
2−1 60分 フリアン・アルバレス（マンチェスター・シティ）
3−1 73分 ロドリ（マンチェスター・シティ）
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