「石にかじりついてでも発売したい」新作SRPG『ユニコーンオーバーロード』への熱い想い

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2023年09月21日 08:01  マイナビニュース

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アトラスは9月20日、ヒューリックホール東京にて「ATLUS TGS2023 MEDIA BRIEFING」を開催し、『ユニコーンオーバーロード』の新情報を発表した。


「ATLUS TGS2023 MEDIA BRIEFING」では翌日からの開催を控えた「東京ゲームショウ2023」に先駆け行われ、セガ・アトラスブースでの出展・試遊についての情報や新作ゲームについての発表が行われた。MCは宇垣美里とマフィア梶田が担当した。



本イベントでは『ユニコーンオーバーロード』の他に『ペルソナ3 リロード』『ペルソナ5 タクティカ』などの情報を紹介していた。『ユニコーンオーバーロード』コーナーに入る前に、『十三機兵防衛圏』の4曲を弦楽四重奏による生演奏で披露。ちなみに、1月にかつしかシンフォニーヒルズで行われたオーケストラコンサートが好評だったため、2024年2月に相模女子大学グリーンホールでの再演が決定したとのこと。



そして、新生シミュレーションRPG『ユニコーンオーバーロード』の紹介コーナーへ。本作は『オーディンスフィア』『ドラゴンズクラウン』『十三機兵防衛圏』を送り出したアトラス×ヴァニラウェアの新作ゲーム。ここからはアトラス・山本晃康プロデューサー、ヴァニラウェア・野間崇史ディレクターが登壇。本作は、1990年代に盛り上がっていたシミュレーションRPGが2020年代に蘇ったら、というコンセプト。ベルトスクロールアクションゲームが現代に蘇ったらという『ドラゴンズクラウン』と似たコンセプトになっているとのこと。

これには梶田も「とんでもないコストがかかっている。期待が持てますよね」と問いかけると、山本Pは「シミュレーションRPGが好きだから、その想いです。石にかじりついてでも(発売したい)」と熱く語った。野間Dは、本作ではディレクター担当だが、キャラクターデザインの元絵を描き、プログラム、シェイダー、スクリプトなども担当したという。



『ユニコーンオーバーロード』は、広大な世界を自由に攻略・探索し、支配された地域を解放し、仲間と出会い、集めた資材で街を復興させつつ目標を目指していくという内容。仲間になるキャラクターは60名以上。種族は人間、エルフ、獣人、天使など多岐にわたり、キャラクターのストーリーや交流なども描いているとのこと。自由度の高いシステムで、仲間との出会いも進め方によって違い、難易度選択や「闘技場」というオンライン対戦システムも充実しているという。


さらに限定版として「モナークエディション」が登場。16-bitアレンジミュージックアルバムやアートブック、オリジナルカードゲームが同梱されている。ちなみにオリジナルカードゲームはヴァニラウェアの背景を担当している前田氏がゲームデザインを担当しているとのことで、山本Pは「デッキ構築型のボードゲームなので、デッキビルディングを楽しんでほしい」と笑顔で語った。また、16-bitアレンジアルバムから1曲が流しだされ、山本Pは大喜びで「スーパーファミコンを思い起こされて良い」と太鼓判を押した。ちなみに、あくまでもアレンジミュージックアルバムなので、ゲーム内での切り替えはないとのこと。



最後に野間Dは、「本作は自分の好きなもの、面白いものを詰め込んだ自信作です。みなさんとともに発売日を待ちたいなと思っています」と期待を煽り、山本Pは「今回紹介した限定版は来週には製造数を決めないといけないので、欲しいと思った方は店頭で予約いただけると嬉しいです」と紹介し、来年2月の『十三機兵防衛圏』オーケストラコンサートでは『ユニコーンオーバーロード』の楽曲も演奏する予定です」と語り、今回の発表会は幕を下ろした。

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