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『攻殻機動隊』は士郎正宗による、近未来の電脳化社会を舞台に架空の公安組織の活躍を描いたSFマンガで、1989年から展開されている人気シリーズだ。アニメは押井守監督が手掛けた劇場版の『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』と『イノセンス』のほか、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX（S.A.C.）』シリーズ、『攻殻機動隊 ARISE』シリーズ、現在 NETFLIX で配信中の最新作『攻殻機動隊 SAC_2045』などが制作されてきた。また、スカーレット・ヨハンソンを主演に迎え実写化を果たしたハリウッド映画版も話題になった。
「VR 能 攻殻機動隊」は、そんな『攻殻機動隊』を日本の誇る古典芸能である能で表現し、さらに最新技術「空中結像技術（AIRR）」を使い仮想現実空間を舞台上に再現するもの。AIRRを使用した能舞台としては、VR用のゴーグルなしで見られる世界初の試みとなる。最新技術と伝統芸能が融合した、「未来の演劇」とも言える作品だ。
演出は舞台『ペルソナ』シリーズや舞台版『攻殻機動隊 ARISE』などを手掛けた映画監督の奥秀太郎が務め、脚本は『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』や『BLOOD』シリーズなどで知られる藤咲淳一が執筆した。出演者には、実力・知名度ともに現在の能のシーンを牽引する坂口貴信、谷本健吾、河口晃平、そして業界大注目の観世宗家のプリンス・観世三郎太ら、能楽師のオールスターキャストが名を連ねる。
このたび、本作で能を初めて見る観客にもより分かりやすく、より楽しめるように能やVRについて解説をするスペシャルナビゲーターとして、4名の豪華声優陣の参加が決定した。
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なお、初日の13日は特別に津田本人が登場する。14日昼公演の下野と15日の蒼井は、演出家であり映画監督の奥による特別映像にあわせて声の出演を果たす。そして、14日夜公演の青木は、初の試みとして自らのリアルアバターとして登場することになった。
声優の津田健次郎、下野紘、青木志貴、蒼井翔太がスペシャルナビゲーターを務める「VR 能 攻殻機動隊」は、10月13日より東京建物Brillia HALLにて上演される。日本の伝統芸能「能」と最新技術「空中結像技術（AIRR）」の融合による、未来の演劇としての『攻殻機動隊』をぜひ劇場で目撃してみたい。
「VR 能 攻殻機動隊」
【公演日程】
10月13日（金）18:30〜 坂口貴信/井上裕之真/川口晃平/観世三郎太
スペシャルナビゲーター：津田健次郎
10月14日（土）11:00〜 坂口貴信/谷本健吾/川口晃平/観世三郎太
スペシャルナビゲーター：下野紘
10月14日（土）18:30〜 坂口貴信/谷本健吾/川口晃平/観世三郎太
スペシャルナビゲーター：青木志貴
10月15日（日）11:00〜 坂口貴信/谷本健吾/関根祥丸/観世三郎太
スペシャルナビゲーター：蒼井翔太
【劇場】
東京建物 Brillia HALL（豊島区立芸術文化劇場）〒170-0013 東京都豊島区東池袋 1-19-1
【チケット情報】
料金:S 席 8,000 円/A 席 6,000 円（税込/全席指定）
絶賛販売中！
【スタッフ】
原作:士郎正宗（「攻殻機動隊」講談社 KC デラックス刊）
演出:奥秀太郎
脚本:藤咲淳一
VR技術:稲見昌彦（東京大学）
映像技術:福地健太郎（明治大学）
映像技術:杉本麻樹（慶應義塾大学）
空中結像（AIRR) 技術:山本裕紹 陶山史朗（宇都宮大学）
【製作】
製作 TBS
【出演者】
坂口貴信
谷本健吾
川口晃平
井上裕之真
関根祥丸
観世三郎太(観世流能楽師)
【スペシャルナビゲーター】
津田健次郎（出演）
下野紘（声の出演）
青木志貴（アバター出演）
蒼井翔太（声の出演）
（C）士郎正宗・講談社/TBS・EVISION
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