終了間際の途中出場も…クロップ監督、遠藤航への信頼を強調「重要な一員」

　リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、日本代表MF遠藤航への信頼を強調した。24日、クラブ公式サイトが伝えている。

　プレミアリーグ第6節が24日に行われ、リヴァプールはウェストハムと対戦。16分にモハメド・サラーのPKで先制すると、42分には同点弾を許したものの、60分にダルウィン・ヌニェス、85分にはディオゴ・ジョッタもゴールを決め、3−1で勝利を収めた。

　21日に行われたヨーロッパリーグ（EL）・グループE第1節のLASKリンツ戦で、8月27日のニューカッスル戦以来となる2度目の先発出場を果たしたものの、多くのメディアでの採点で最低評価が与えられていた遠藤は、ウェストハム戦で再びベンチスタートとなり、2点リードとなった88分からの途中出場となった。

　直近のプレミアリーグ3試合ではアディショナルタイムを除いて5分間ほどのプレーにとどまるなど、新天地への適応に苦しんでいると見られている遠藤。しかし、クロップ監督は「彼はここでの物事に慣れる必要がある」と語りながら、同選手が重要な選手であることを強調した。

「ワタルはスーパーガイで、とても落ち着いていて礼儀正しいので、おそらく最初の2週間は犠牲になったと思う。それが今、ここまで来ている。彼はまだ30歳そこそこでチームに入るために何人かを出し抜きたいと思っていて、日々成長している」

「今日彼がここにいるのを見たように、彼はこれから私たちを助けてくれるだろうし、試合に出場するし、先発もするだろう。すべて順調だ。彼は非常に短い期間ですでに3、4試合に出場している。それが重要であり、これは短期的なプロジェクトではない。ワタルはこのチームにとってとても重要な一員であり、彼がいてくれて本当に嬉しいよ」