アルテタ監督、“宿敵”とのドロー決着に落胆「非常に残念」…ライスの状態にも言及

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2023年09月25日 12:03  サッカーキング

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アーセナルを率いるアルテタ監督 [写真]=Getty Images
 アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督が、“宿敵”トッテナムとのノースロンドン・ダービーを振り返った。24日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。

 今シーズンのプレミアリーグで開幕から5試合を消化し、4勝1分とまずまずのスタートを切ったアーセナル。現地時間24日に行われた第6節では本拠地『エミレーツ・スタジアム』に同じく無敗を維持しているトッテナムを迎えた。26分にブカヨ・サカのシュートが相手DFのオウンゴールを誘発したアーセナルは42分に追いつかれるも、54分にサカのPKで勝ち越し。しかし直後に失点を喫すると、その後スコアは動かず、試合は2−2で終了した。

 2度のリードを生かせず、本拠地でのノースロンドン・ダービーで悔しい結果に終わったアーセナル。アルテタ監督は「勝ち点『3』を獲得できなかったことは非常に残念だ。我々は試合を支配し、ガビ(ガブリエウ・ジェズス)の状況であれば2−0にできたかもしれないが、その後ゴールを許したので立ち直る必要があった。ゴールを決めたのでそれは可能だったが、1分足らずで失点してしまったのは残念だ」とドロー決着に悔しさを滲ませつつ、試合を振り返った。

「ファイナルサードへ侵入するためのパスを増やすためにはボールに対する冷静さを欠いていたと思う。少し切り替えの速い試合になってしまった。最後の15分、20分間は押し込んでいたが、おそらくラストパスの質も、それを最大限に生かして勝利するためのものも足りなかったと思う。今日の我々には、より支配的になるためのボールへの落ち着きが欠けていて、非常に優れたトッテナム相手に必要な体制を整えることができていなかった」

 続けて、アルテタ監督は中盤の底で先発出場しながら、前半のみでベンチに退いたイングランド代表MFデクラン・ライスについても言及。「背中に違和感があり、前半も調子が良くないと話していた。ハーフタイムでの判断により続行が不可能だったため、彼を替える必要があった。(長期離脱に)ならないことを祈るが、彼を評価する必要がある。彼のような選手が不快ではないのに退場を求めるのは奇妙だ。様子を見てみよう」と戦線離脱の可能性も示唆した。

 また、この試合ではライスに替わって投入されたイタリア代表MFジョルジーニョが2失点目に直結する致命的なミスを犯した。しかし、指揮官は「我々は彼を愛している。彼らはプレーしているのでミスを犯すこともあるし、それはフットボールの一部だ。チームを助け、最大限の力を発揮している人がいるとすれば、それは彼なんだ。我々はジョルジと共にいるよ」と同選手を擁護している。

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