北陸新幹線敦賀駅「空にうかぶ」「港を望む」駅舎の建築工事が完了

1

2023年09月25日 21:01  マイナビニュース

  • 限定公開( 1 )

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

マイナビニュース

画像提供:マイナビニュース
鉄道・運輸機構は25日、北陸新幹線敦賀駅における駅舎の建築工事が完了したと発表した。これにより、金沢〜敦賀間で新規に開業する6駅(小松駅、加賀温泉駅、芦原温泉駅、福井駅、越前たけふ駅、敦賀駅)すべてで工事が完了したことになる。


北陸新幹線の敦賀駅は、敦賀市提案のデザインコンセプト「空にうかぶ 〜自然に囲まれ、港を望む駅〜」を表現した駅舎に。コンコースは天井全体を北前船の帆をイメージした浮遊感のあるデザインとし、広い空間にふさわしいスケール感を演出している。



ホームは船の甲板をイメージした木調タイルで仕上げ、待合室は船をモチーフとしたデザインに。トイレに敦賀赤レンガ倉庫をイメージした意匠を採用した。待合室のベンチに県産木材を使用。大屋根は敦賀市の鳥「ゆりかもめ」をモチーフにしている。

駅舎の高さは約37m、ホーム延長は312m。敦賀駅は新幹線と在来線を結ぶ乗換駅となることから、上から順に島式2面4線の新幹線ホーム、乗換えコンコース、島式2面4線の在来線特急ホームの3層構造となる。在来線の普通列車等が発着するホームとは「動く歩道」で結ばれる。


乗換えの利便性に配慮し、エスカレーター26基とエレベーター6基、乗換改札機19通路を整備した。引き続き電気設備・機械設備工事と総合監査・検査を進めるとしている。(佐々木康弘)

    ランキングトレンド

    前日のランキングへ

    ニュース設定