怪我で再度欠場のアレックス・リンス「角度を付けて右コーナーを曲がることが難しい。痛みがひどい」/MotoGP第14戦日本GP

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2023年09月30日 00:10  AUTOSPORT web

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杖を使って歩くアレックス・リンス(LCRホンダ・カストロール)/2023MotoGP第14戦日本GP
 9月29日、栃木県のモビリティリゾートもてぎで開催中の2023MotoGP第14戦日本GPで怪我から復帰を果たしたアレックス・リンス(LCRホンダ・カストロール)だったが、初日のセッション後に土曜日以降は走らないことを報告した。現在、脚の怪我はどのような状態なのだろうか。

 リンスは、第6戦イタリアGPのスプリントレースでクラッシュを喫して、右足の脛骨と腓骨を骨折。その後、手術を受けて以降欠場が続いていた。

 前戦インドGPからステファン・ブラドルが代役を務めることになっていたが、日本GPを走ることを決断。そして初日のセッションを走った。

「タフだったけど、それは大丈夫。先月バイクに乗った時と比較して大きな改善を感じたから、それは問題ない。今日は午前と午後にたくさんの周回をすることができて、脚の痛みはそれほどでもなかった」とリンスは語ったが、レースができるほど回復はしていなかったようだ。

「僕たちは脚とポジションをテストして、痛みがどこまでくるか確認しようとしていた。最も難しいのは、角度を付けて右コーナーを曲がること、バイクから出てホールドすることだ。これが今一番難しい。バイクに乗るときの難しさは、多かれ少なかれ予想していた」

 そしてリンスは、「痛みがひどいので明日からはやめる。だから、確実に回復を続けるよ」と報告。2週間後の第15戦インドネシアGPでももう一度走る予定であることも明かした。

「インドネシアGPでもう一度試すよ。先月と比較するとかなり改善したけど、たった2週間だから、もう少し安定して周回を重ねて、自分たちがどこにいるのか確認しよう」

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