遠藤航、悔しさ露わも前を向く「最後まで戦い抜いた。それがリヴァプール」

　リヴァプールに所属する日本代表MF遠藤航が、9月30日に行われたプレミアリーグ第7節トッテナム戦を振り返った。同日、リヴァプールのクラブ公式サイトがコメントを伝えた。

　リヴァプールは26分にMFカーティス・ジョーンズがレッドカードを受け取って数的不利に。36分に相手のリードを許したものの、前半終了間際に追いつき同点で折り返す。すると69分、今度はFWディオゴ・ジョッタも退場。9人となった73分から投入された遠藤は守備に奔走したものの、リヴァプールは試合終了間際にトッテナムの勝ち越しを許し、今季初黒星を喫した。

　リヴァプールの公式メディアで試合を振り返った遠藤は、「とてもタフな試合でした。なんとも言えない判定もありましたし、9人でプレーするのはとても難しい。でも、勝ち点1を取りたかったです」と悔しさを露わに。一方、最後まで諦めず勝ち点を狙いに行ったチームに対しては労いの言葉をかけた。

「このチームを誇りに思います。ただがっかりもしています。この結果から学ばなければなりません。もちろん、難しい決断を迫られながらも、最後まで戦い抜いたスピリットは見せられました。それがリヴァプールだし、試合に勝つため常に努力しないといけない。この試合から学べることはたくさんあると思います」

　リヴァプールの次戦は10月5日に行われ、ヨーロッパリーグでDF町田浩樹が所属するユニオン・サン・ジロワーズ（ベルギー）を『アンフィールド』に迎える。同8日のプレミアリーグ第8節では、MF三笘薫を擁するブライトンと敵地で対戦する。


【試合ハイライト動画】トッテナム　2−1　リヴァプール