広島、最終戦に敗れ本拠地CS決められず…新井監督「めちゃくちゃ悔しい」

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2023年10月01日 19:12  ベースボールキング

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広島・新井監督 (C)Kyodo News
● 広島 5 − 6 阪神 ○
<25回戦・マツダスタジアム>

 レギュラーシーズン今季最終戦の広島は逆転負け。1試合を残すDeNAに74勝65敗の同率2位で並ばれ、本拠地でのCS開催の可能性はDeNAの今季最終戦・10月4日の巨人戦(東京ドーム)の結果次第となった。

 広島は1点を追う3回裏、1番・小園が6号2ランを右翼席へ運び2−1と逆転。1点リードに変わった4回表から、今季先発で11勝を挙げている床田を、今季初めてリリーフで投入した。

 左腕は簡単に二死を奪ったが、代打・ミエセスの三塁内野安打に三塁・上本の悪送球が絡み二死二塁のピンチ。続く1番・近本に中前適時打を浴び追いつかれた。5回は先頭の3番・森下に右前打を許すと、続く大山の併殺コースの三ゴロを、再び上本が二塁へ悪送球。無死一、二塁で5番・佐藤輝に右越え3ランを浴び2−5と勝ち越された。

 6回表は引退登板の一岡が見逃し三振を奪い球場を盛り上げたが、2点ビハインドの7回を託された矢崎が1失点。打線は3点を追う9回に2点を返すも反撃は1点届かず、今季初救援で2回4失点(自責点2)だった床田は7敗目を喫した。

 試合後にはセレモニーが行われ、新井監督が「今シーズンもたくさんのご声援ありがとうございました」とファンにあいさつ。指揮官は「開幕前の私たちに対する評価は決して高いものではありませんでした。その悔しさをバネに『見とけよ!』と、選手全員が頑張ってくれたおかげでCSに進出することができました」と今季を総括した。

「このメンバーには、初めてCSを経験する選手もたくさんいます。この経験は、彼らをまた大きく成長させてくれると思います。私たちのチームは、戦いながら強くなっていきます。CSでもレギュラーシーズン同様、全員野球で戦っていきたいと思います」と次なる戦いを見据えた。

 自力での2位確保を逃し、マツダでのCS開催の可能性はDeNAの結果次第。指揮官は最後に「正直に言いまして、今日の負けはめちゃくちゃ悔しいです」と語気を強め、「この悔しい気持ちを持って、全員でCSを戦っていきます。ありがとうございました」とあいさつを締めくくった。

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