ナイルは9月29日、「マッチングアプリ利用者の年収に関する調査」の結果を発表した。調査は9月25日〜28日、マッチングアプリの利用経験がある全国20〜40代の男女711人(男性369人、女性342人)を対象に、インターネットで行われた。
マッチングアプリで交際相手を探す際に、「年収」を条件に設定した経験について聞いたところ、男性59.9%、女性53.8%が「ある」と回答。
交際相手を探す際に設定した年収の金額を男女別に集計したところ、男女ともに「400〜500万円」がトップに。国税局の最新発表(※)によると、民間企業の平均給与は458万円だったことから、交際相手に求める年収もこれに近く、条件にしやすいラインのよう。一方、「700万円以上」を条件にした割合は男性が7.3%に対し、女性は15.7%とほぼ2倍。
年収を設定した際の考えを聞くと、「自分の年収と同等」と回答したのは男性が56.3%、女性は34.1%。また、交際相手に「自分の年収より高い」年収を望むと回答した男性は8.0%に対し、女性は半数以上の51.7%という結果に。男性は「自分の年収と同等」、女性は「自分の年収より高い」相手を探す傾向にあることがうかがえる結果となった。
次に、希望年収よりも低い相手と交際した経験を尋ねてみると、「ある」が38.8%、「ない」が50.4%という結果に。希望年収よりも低い相手からアプローチをされた場合の対応について聞くと、半数以上が「返信しない」(25.5%)あるいは「他条件を確認する(年収以外の部分を見てから判断する)」(27.9%)ことが明らかに。
そこで、年収以外で確認したい条件を聞いたところ、「容姿・スタイル」(203人)」「年齢」(199人)、3位「居住地」(158人)が上位に。男女別で見ると、男性の方が多いのは「容姿・スタイル」「趣味」「居住地」、女性の方が多いのは「職業」「結婚歴」「子供の有無」だった。(CHIGAKO)