ウェストハムは8日、イングランド代表FWジャロッド・ボーウェンと新たに長期契約を締結したことを発表した。
現在26歳のボーウェンはヘレンフォードとハル・シティの下部組織出身で、ハル・シティでトップチームデビューをした後、2020年1月にウェストハムへ加入した。同クラブでは公式戦通算167試合出場で45ゴール33アシストを記録。また、2022年6月にはイングランド代表デビューも果たし、通算4試合に出場している。
昨シーズンのヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)決勝では決勝ゴールを奪い、ウェストハムの1964−65シーズン以来、58年ぶりとなる欧州タイトル獲得に貢献したボーウェンは、今シーズンもここまでプレミアリーグでは8試合出場で5ゴール1アシストを記録するなど、中心選手として活躍を続けている。
現行契約は2025年6月30日までとなっていたが、今回の発表によると、新たに2030年6月30日までとなる7年契約を締結したことが明らかに。新契約を締結したボーウェンはクラブ公式サイトで以下のように喜びのコメントを発表している。
「ウェストハムと新たに長期契約を結ぶことができてとても嬉しく思っている。このクラブが僕にとって何を意味するかは誰もが知っているので、2030年まで自分の将来を託すことは僕と家族にとってとても意味のあることだ」
「ここで過ごすすべての時間が大好きだ。プラハでのヨーロッパカンファレンスリーグ優勝は素晴らしい瞬間だった。土壇場での決勝ゴールは永遠の思い出になるだろう。僕たち全員があの気持ちを何度もと望んでいる。素晴らしいファン、クラブのためにもっと多くの思い出を一緒に作りたいと思っている」