オリックス、最終戦白星でパ5球団に勝ち越す”完全V”　ドラ1曽谷がプロ初勝利

○ オリックス 4 − 1 ソフトバンク ●
＜25回戦・京セラD大阪＞

　リーグ3連覇を決めているオリックスは、レギュラーシーズン最終戦を白星締め。今季の通算成績は86勝53敗4分けとなった。対ソフトバンクは13勝11敗1分けで終了。この結果、パ・リーグ全5球団に勝ち越す“完全優勝”を成し遂げた。

　プロ初勝利を目指すドラフト1位の先発・曽谷は、課題の制球が初回から安定。ソフトバンク打線に的を絞らせず3回まで無安打無失点投球を展開した。1点リードの5回もテンポ良く3者凡退で終え勝利投手の権利をゲット。プロ入り最長となる6イニングを1安打無失点に抑え、2点リードの6回から救援陣にあとを託した。

　打線は初回、5番・杉本の適時内野安打で先制。6回は9番・若月が6号ソロを右翼席へ運び2点目を加えた。7回は6番・ゴンザレスが2点適時二塁打を左中間へ運び2点を追加。好投した曽谷を援護した。

　救援陣もソフトバンク打線の反撃を1点に抑え、最終戦白星締め。6回1安打無失点の曽谷は、満員の本拠地で待望のプロ初勝利をつかんだ。