「パーフェクトプロポーズ」ドラマ化　社畜・浩国は金子隼也、年下男子・甲斐は野村康太

鶴亀まよ「パーフェクトプロポーズ」のドラマ化が決定。FODにて2024年に全6話構成で配信される。

【画像】仕事に疲れた主人公・渡浩国役の金子隼也と、料理で浩国を癒す年下男子・甲斐役の野村康太

「パーフェクトプロポーズ」は仕事で上司にパワハラされ眠れない毎日を送る主人公・渡浩国と、家事能力抜群の年下クール男子・深谷甲斐の同居生活を描くBL。ある日浩国の前に、中学生の頃に仲よしだった甲斐が美しい青年となって現れるところから物語は始まる。住むところがなくなったという甲斐が、毎日ご飯を作ることを条件に浩国の家に転がり込み同居生活がスタート。仕事で疲れきった浩国を甲斐が美味しい料理で癒す様子が描かれる。海王社より単行本が刊行され、2021年にはドラマCD化も果たした。

浩国役は金子隼也、甲斐役は野村康太に決定。金子は原作について「読み終わった時に人の温かさを感じ、人を愛し、愛されるってこんなに素敵なことなんだなとほっこりした気持ちになりました」と語る。野村は「甲斐の強引な行動に対しての動揺する浩国の姿がとても可愛いので注目してみてください！」と見どころを伝えた。

監督は、ドラマ「消えた初恋」で演出を務めた宝来忠昭。脚本はドラマ「オールドファッションカップケーキ」の宮本武史が手がける。宝来監督は作品の世界観を崩さないように悩んだと明かしつつ金子と野村の演技を絶賛。「悩みはどこかにいってしまいました。二人がそこにいるだけで良かったのです」と述べた。

鶴亀からはコメントが到着。自身の作品が他者に解釈され、新たな形でさまざまな人に届くことが、マンガを描く中で幸せに感じるとドラマ化の喜びを語る。さらに「原作を最大限に尊重してくださる素敵なスタッフ様、キャスト様のお力で生まれ変わったドラマ『パーフェクトプロポーズ』が、これからたくさんの方に愛される作品になりますように！」と願いを込めてメッセージを送った。

■ 鶴亀まよコメント
自分の作ったものを誰かが解釈して新しい形に変えて今まで届かなかった方まで届けてくれる、というのが漫画を描いていて特に幸せを感じることのひとつだったので、実写ドラマ化のお話をいただいたときは本当にありがたかったです。
原作を最大限に尊重してくださる素敵なスタッフ様、キャスト様のお力で生まれ変わったドラマ「パーフェクトプロポーズ」が、これからたくさんの方に愛される作品になりますように！

■ 金子隼也（渡浩国役）コメント
渡浩国役の金子隼也です。原作を読ませていただき、浩国が甲斐に惹かれていく過程の心情がとても丁寧に描かれていて、読み終わった時に人の温かさを感じ、人を愛し、愛されるってこんなに素敵なことなんだなとほっこりした気持ちになりました。クランクイン前はプレッシャーと不安な気持ちでいっぱいでしたが、甲斐役の野村康太さん、宝来監督をはじめ、たくさんのスタッフさんに支えていただき、のびのびと撮影させていただきました。浩国は一見ダメダメな人間に見えますが、自分が辛い状況でも周りの人の変化にいち早く気づける、包み込むような優しさをもった素敵な人です。浩国が甲斐と再会し、甲斐の過去や優しさに触れていくことで、少しずつ人間らしさを取り戻し、惹かれていく心情の変化を是非楽しんでみていただけたら嬉しいです。

■ 野村康太（深谷甲斐役）コメント
甲斐役を演じさせていただきます。野村康太です。
僕が演じる甲斐は、クールで感情の起伏があまりない中にも甲斐なりの優しさだったり、温かさだったりを兼ね備えたちょっぴり強引な年下クール料理男子です。自分自身の性格とは全く違った役なので、最初は戸惑いもありましたが、浩国役の金子さんと宝来監督とスタッフの皆様に支えられて甲斐という1人の人間として生きることができました。キュンキュンが溢れるラブストーリーでもあり、ほっこりするような心温まる作品でもありますので、ぜひ見て頂けたら嬉しいです！ そして、甲斐の強引な行動に対しての動揺する浩国の姿がとても可愛いので注目してみてください！

■ 宝来忠昭監督コメント
まず、原作の素敵なお話に惹かれてしまった私は、どうしたらこの世界観を崩さないようにできるのだろうか？ と、ずっと考えていました。でも、そこに浩国役に金子さん、甲斐役に野村さんが演じてくれることになって、すっかりその悩みはどこかにいってしまいました。二人がそこにいるだけで良かったのです。あとは二人の空気感をどう切り取っていくかの撮影だったと思います。
キャストの皆さんとスタッフに支えられて大切に大切に作ったドラマ「パーフェクトプロポーズ」が、一人でも多くの人に見て頂けると嬉しいです。よろしくお願いします！

■ ドラマ「パーフェクトプロポーズ」
FOD：2024年配信開始（全6話）

□ スタッフ
原作：鶴亀まよ（海王社「GUSH COMICS」刊）
監督：宝来忠昭
脚本：宮本武史
プロデューサー：片山武志（カルチュア・エンタテインメント）、根本裕美（バップ）、鹿内植（フジテレビ）、大森慎司（ビーエスフジ）
制作プロダクション：FAB

□ キャスト
渡浩国：金子隼也
深谷甲斐：野村康太
ほか

(c)鶴亀まよ/海王社