阪神1位指名の青学大・下村海翔は兵庫県西宮市出身「関西魂で頑張ります！」

◆ 地元球団からの単独指名に……「嬉しかったです」

　青山学院大学の下村海翔投手（22）が26日、「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」にて阪神からドラフト1位指名された。

　下村は九州国際大付高から青学大に進学すると、4年次に開催された日米大学野球選手権では最高殊勲選手賞（MVP）を受賞。最速155キロの直球にコントロール、テンポなど高い総合力が武器になっている。

　セ・リーグ覇者の単独1位指名について、「自分自身兵庫県西宮市出身で阪神タイガースを小さいころからずっと見てきたので……嬉しかったです」と顔をほころばせた。

　またそんな阪神のイメージについては「ファンが熱狂的というか、自分もそうなんですけど地域の人からすごい愛されているチームだなと言う風に思います」と語り、「素晴らしい投手の人がいっぱいいると思うんですけど、1位で指名していただいたからには、戦力になれるところはあると思うので、そういった所を自分で見つけて少しでも戦力になれるように頑張りたいと思います」と1年目からの飛躍を誓った。

　地元の球団と相思相愛でのドラフト指名となったが、下村は最後に「阪神タイガースより1位指名を受けました下村海翔と言います。兵庫県西宮市出身なので、関西魂で頑張ります！宜しくお願いします！」と入団への意気込みを語り締めくくった。