日本シリーズのキーポイントはキャッチャーにあり! 解説陣は若月と坂本の肩とインサイドワークに熱視線

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2023年10月28日 06:24  ベースボールキング

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ベースボールキング

阪神・坂本(左)とオリックス・若月(右) (C) Kyodo News
◆ 両チームの扇の要に注目

 28日から始まるセ・リーグ王者・阪神タイガース対パ・リーグ王者・オリックスバファローズの頂上決戦。

 27日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説陣は、両チームの扇の要に注目した。
 
 まず元名キャッチャーの達川光男氏はオリックスの若月健矢の肩に「近本が出れば足で揺さぶってきますが、若月は盗塁阻止率は.293ですが地肩の強さ、キャッチングの上手さ、スローイングの早さがある」と近本光司を始め、中野拓夢、代走も充実している阪神でも容易に仕掛けられないのではないかと分析。

 対する阪神の坂本誠志郎にも「カープが足を全く使えなかった、封じられましたよね。ワンバウンド捕球も上手いです」と広島と戦ったCSのファイナルステージの初戦に盗塁を刺した意味の大きさを説いていた。

 続けて齊藤明雄氏は「どれだけ両キャッチャーが相手バッターに対してプレッシャーを与えるような、インサイドへのしつこい配球ができるか。インサイド続けると怖いなとキャッチャーが思うとピッチャーに伝わるときがありますからね。これっていうように構えてくれれば勝機は見えてくるのではないかな。両キャッチャーが相手バッターを言葉は悪いですけれどもどう殺すかっていうところでしょうね」と大胆なリードが必要と解説。

 すると達川氏は坂本のリードに「リードもびっくりするようなリードをします。だいたいパ・リーグのキャッチャーはピンチを迎えるとウイニングショットで入って、最後にまたウイニングショットに戻るのですが、坂本は意外とウイニングショットを使ったあとに、外や内の真っ直ぐなどで凄いいい球を使わずに抑えるというようなリードの傾向があります」とパ・リーグでは見られないような配球が、阪神を優位にするのではないかと予想した。

 シリーズの行方を大きく左右する、両正捕手のプレーにも注目していきたい。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』

このニュースに関するつぶやき

  • 坂本も解説者の人から,かなり評価されてるし,若月も森が来て,出場機会が減ると思ったらしいけど,オリックスファンからは印象がいいみたいですね
    • イイネ!1
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