「トッズ」、新クリエイティブ・ディレクターにマッテオ・タンブリーニを起用

　「トッズ（TOD'S）」が、メンズとウィメンズの新クリエイティブディレクターに元「ボッテガ・ヴェネタ（BOTTEGA VENETA）」のマッテオ・タンブリーニ（Matteo Tamburini）の起用を発表した。

　マッテオは、1982年にイタリア・マルケ州ウルビーノ生まれ。ファッションとデザインを学んだ後、2017年からボッテガ・ヴェネタでトーマス・マイヤー（Tomas Maier）、ダニエル・リー（Daniel Lee）、マチュー・ブレイジー（Matthieu Blazy）の元で経験を積んだ。
　マッテオは、2024年2月にミラノファッションウィークで発表予定の2024年秋冬ウィメンズコレクションでデビューを飾る。マッテオは就任に対し「トッズファミリーの一員となり、自らの原点や記憶とかなり密に結び付くブランドに携われることが光栄であり嬉しく思います。ブランドの価値、そして優れた品質やスタイルをこれまで追求し続けてきた姿勢に共感を覚え、私が得意とする分野の専門知識で貢献できることを楽しみにしています。」とコメントしている。
　トッズは、今年7月にウィメンズとメンズコレクションのクリエイティブディレクターを務めたヴァルター・キアッポーニ（Walter Chiapponi）の退任を発表。同氏は現在、ウィメンズブランド「ブルマリン（Blumarine）」のクリエイティブディレクターに起用され、デビューコレクションは2月のミラノファッションウィークで披露される。