映えある年間MVPに輝いたのは、ナポリに所属するナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘン。昨シーズンのセリエAでは得点ランキングトップの26ゴールを叩き出し、クラブの33年ぶり3度目のスクデット獲得に大きく貢献。今シーズンもここまで公式戦14試合に出場し6ゴールをマークするなど、得点源として活躍している。また、今年3月から9月にかけて行われたアフリカネーションズカップ予選では4試合の出場で5ゴールをマーク。スーパーイーグルス（ナイジェリア代表の愛称）を本大会出場に導いた。
こうした活躍が高く評価され、24歳のストライカーはCAFの技術委員やアフリカのメディア関係者、アフリカ各国代表の監督およびキャプテンなどが選出する年間MVPを受賞。最終候補に入っていたリヴァプール所属のエジプト代表FWモハメド・サラー、パリ・サンジェルマン（PSG）所属のモロッコ代表DFアクラフ・ハキミを抑えての初受賞となった。なお、ナイジェリア人の年間MVVP受賞は1999年のヌワンコ・カヌ氏以来となっている。
また、昨年のFIFAワールドカップカタール2022でモロッコ代表をアフリカ勢初のベスト4進出に導いたワリド・レグラギ監督が年間最優秀コーチ賞を受賞。2022−23シーズンのCAFチャンピオンズリーグで史上最多を更新する11度目の優勝を果たしたアル・アハリ（エジプト）はクラブ・オブ・ザ・イヤーに輝いている。女子の年間MVPはバルセロナ・フェメニ所属のナイジェリア女子代表FWアシサト・オショアラが6度目の受賞を果たした。
また、男子のベストイレブンにはオシムヘンやサラー、ハキミのほか、アル・ナスル所属のセネガル代表FWサディオ・マネやアーセナル所属のガーナ代表FWトーマス・パルティら錚々たるメンバーが選出されている。
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◼︎CAF男子年間ベストイレブン
※カッコ内は（所属クラブ／国籍）
▼GK
アンドレ・オナナ（マンチェスター・ユナイテッド／カメルーン）
▼DF
アクラフ・ハキミ（パリ・サンジェルマン／モロッコ）
シャンセル・ムベンバ（マルセイユ／コンゴ民主共和国）
カリドゥ・クリバリ（チェルシー→アル・ヒラル／セネガル）
▼MF
アンドレ・フランク・ザンボ・アンギサ（ナポリ／カメルーン）
モハメド・クドゥス（アヤックス→ウェストハム／ガーナ）
トーマス・パルティ（アーセナル／ガーナ）
▼FW
モハメド・サラー（リヴァプール／エジプト）
サディオ・マネ（バイエルン→アル・ナスル／セネガル）
ヴィクター・オシムヘン（ナポリ／ナイジェリア）
【画像】オシムヘンがアフリカ年間MVPに！
The man of the moment. 🌟#CAFAwards2023 | @victorosimhen9 pic.twitter.com/5r1VEyqtJd— CAF (@CAF_Online) December 11, 2023
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