神戸弘陵学園、北藤朔の2得点などで仙台育英を退ける！　2回戦では前橋育英と激突

　第102回全国高校サッカー選手権大会の1回戦が29日に行われ、仙台育英（宮城）と神戸弘陵学園（兵庫）がニッパツ三ツ沢球技場で対戦した。

　序盤はお互いに良さを良さを出し合う展開に。すると18分、中盤でのダイレクトプレーから神戸弘陵学園がゴールへと迫り、ボックス内に侵入した佐波昂大がシュート。これはDFのブロックに遭うが、こぼれたボールを木津奏芽が押し込み、試合を動かした。

　さらに32分、神戸弘陵学園はまたしてもダイレクトパスでマークのズレを作り出すと、フリーで前を向いた佐波のパスを受けた馬場悠平がボックス左に侵入。縦への持ち出しから左足を振り抜くと、グラウンダーのシュートが逆サイドのネットを揺らし、リードを広げて試合を折り返した。

　迎えた後半、再びネットを揺らしたのは神戸弘陵学園。ボックス右角付近でボールを持った佐波が左足でボックス左の北藤朔へクロスを供給する。これを受けた北藤ワントラップから右足で冷静にシュートを沈め、リードを広げた。そして後半アディショナルタイムには、北藤が自ら得たPKをゴール右に決め、神戸弘陵学園が4−0で勝利。31日にニッパツ三ツ沢球技場で行われる2回戦では、前橋育英と対戦する。


【スコア】
仙台育英（宮城） 0−4 神戸弘陵学園（兵庫）

【得点者】
0−1 18分 木津奏芽（神戸弘陵学園）
0−2 32分 馬場悠平（神戸弘陵学園）
0−3 63分 北藤朔（神戸弘陵学園）
0−4 80+3分 北藤朔（神戸弘陵学園）