攻守に今季の巨人のカギを握りそうな門脇誠

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2024年01月11日 07:14  ベースボールキング

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ベースボールキング

巨人の門脇誠[産経新聞社提供]
 巨人の門脇誠が今季、攻守において鍵を握りそうだ。

 門脇はプロ1年目の昨季開幕一軍を掴むと、1度もファームに落ちることなく一軍でプレーし126試合に出場。6月終了時点で.170だった打率も、7月が月間打率.283、8月が月間打率.339、9・10月が打率.307と、最終的には打率.263で終えた。特にオールスター明けに限れば、打率.320(178−57)、1本塁打、9打点の好成績。

 守っても開幕からショート、セカンド、サードと様々なポジションを守ってきたが、9月5日のヤクルト戦以降は、15年以上巨人のショートを守ってきた坂本勇人に代わってショートで出場した。守備面では、昨季高い守備力というものを何度も披露した。今年も間違いなくチームを救うような好守備を見せてくれるだろう。

 問題は打撃面で昨季から成長した姿を見せることができるかーー。今季プロ2年目とはいえ、昨季夏場以降に見せた打撃をシーズン通して求められるとなると、なかなかハードルが高い。今季に向けて相手チームも昨季以上に研究してくることが予想され、その中で昨季の経験を今季にどう活かしていくかが重要になってくる。

 仮に門脇がショートで固定できなかった場合、坂本がショートに戻すのか、中山礼都をはじめ他の選手が守るのかなど、計算通りに活躍ができなかった時の影響は大きそうな予感だ。それだけ門脇への期待、求められるものが大きい。ただ、門脇の場合、昨季ショートのポジションを与えられて出場していたのではなく、自らのバットでショートのポジションを掴んだという事実がある。

 背番号も今季から『5』に変更となる。今季ショートのポジションを不動のモノにし、チームを背負う選手となる第一歩のシーズンにして欲しいところだ。

このニュースに関するつぶやき

  • 打撃に関しては2,3年打率はある程度目をつぶって、犠打や進塁打をきちんと打てるかを重視して辛抱強く起用していけばいいのでは?あとは阿部がメディア使って批判や非難しないこと。
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