チェルシーが今季プレミアで初の3連勝! パルマーのPK弾でフルアムに辛くも勝利

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2024年01月13日 23:57  サッカーキング

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パルマー(右から2番目)がPKで決勝弾 [写真]=Getty Images
 プレミアリーグ第21節が13日に行われ、チェルシーとフルアムが対戦した。

 チェルシーは2024年に突入してから、6日に行われたFAカップ3回戦のプレストン・ノースエンド戦こそ4−0と力の差を見せつけたが、9日に行われたカラバオ・カップ(EFLカップ)準決勝ファーストレグのミドルズブラ戦は0−1と敗北を喫した。一方、現在プレミアリーグでは今季2度目の連勝中で、年明けの初陣ではフルアムをホームに迎える。フルアムはチェルシーと同様に5日開催のFAカップ3回戦ロザラム・ユナイテッド戦こそ1−0で制したが、続く10日のカラバオ・カップ準決勝ファーストレグではリヴァプールに1−2と逆転負け。プレミアリーグでは7勝3分10敗という成績の中、今季2度目の連勝を目指して『スタンフォード・ブリッジ』に乗り込む。

 ウェスト・ロンドン・ダービーに向けて、チェルシーはエンソ・フェルナンデス、モイセス・カイセド、コール・パルマーといった面々がスターティングメンバーに並んだ。一方、フルアムはジョアン・パリーニャ、ハリー・ウィルソン、ラウール・ヒメネスらが先発に名を連ねている。

 試合は15分、敵陣でボールを奪ったレヴィ・コルウィルが斜めのパスを付けると、E・フェルナンデス、コール・パルマーを経由し、ペナルティエリア手前で前を向いたコナー・ギャラガーが左足を振り抜く。このシュートはクロスバーの上へ。21分には左サイドに流れたE・フェルナンデスが左足でクロスボールを送ると、中央へ飛び込んだアルマンド・ブロヤが頭で合わせるが、ここも枠を捉えきれたなかった。

 対するフルアムは27分、敵陣へボールを持ち運んだウィリアンが相手を引き付けてスルーパスを送ると、大外を駆け上がったアントニー・ロビンソンが低弾道のクロスボールを放り込む。ファーサイドで待っていたウィルソンがダイレクトで合わせたが、シュートはGKジョルジェ・ペトロヴィッチに弾き出された。

 このまま前半終了かと思われたアディショナルタイム、敵陣右サイドからカットインしたパルマーが門を通す縦パスを入れると、ボールを受けたスターリングが切り返しでイッサ・ディオプのファウルを誘発。チェルシーにPKが与えられた。このPKをパルマーが右下に沈め、チェルシーが先手を取った。

 後半に入るとチェルシーが追加点を奪うべく前に出る。53分、E・フェルナンデスからのクロスボールにスターリングが頭で合わせたが、右ポストに嫌われる。その後もブロヤやコルウィルがフィニッシュまで持ち込む場面を作るが、大きな追加点を挙げるには至らない。

 対するフルアムは73分、ロビンソンからのスルーパスで最終ラインの背後へ抜け出したアンドレアス・ペレイラが左足で折り返すと、待っていたR・ヒメネスが左足で狙ったが、ここはGKペトロヴィッチがビッグセーブを見せる。後半アディショナルタイムにはフルアムが猛攻を見せたが、チェルシーの体を張った守備の前に最後までゴールネットを揺らせなかった。

 試合はこのままタイムアップ。チェルシーが今季初のプレミアリーグ3連勝を飾った。一方のフルアムは2試合ぶりの黒星を喫している。

 この後、両チームはカラバオ・カップ準決勝セカンドレグの戦いを控えている。チェルシーは23日にミドルズブラと、フルアムは24日にリヴァプールと、それぞれ対戦する。

【スコア】
チェルシー 1−0 フルアム

【得点者】
1−0 45+4分 コール・パルマー(PK/チェルシー)

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