「ここから上がっていくのみ」…板倉滉、苦戦の末に勝利のベトナム戦は「ポジティブに捉えていい」

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2024年01月18日 22:29  サッカーキング

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日本代表の板倉滉(撮影は昨年10月) [写真]=Getty Images
 AFCアジアカップカタール2023・グループD第2節のイラク代表戦を19日に控えた日本代表。DF板倉滉(ボルシアMG/ドイツ)が前日会見にて同試合に向けた意気込みを明かした。

 14日に行われた第1節ベトナム代表戦から中4日で行われる今回の一戦。板倉は「しっかりとリカバリーもできていますし、チームでたくさんのコミュニケーションを取りながら良いトレーニングができている実感があります」と自信を示す。勝てば決勝トーナメント進出が決まるという状況の中、「明日の試合はこのグループステージにおいて非常に重要な試合になる。そういう気持ちは選手全員が持ってると思うので、それをピッチで表現できればと思います」と意気込んだ。

 かつて日本代表を率いたフィリップ・トルシエ監督が指揮を執るベトナム代表との初陣では、先手を取りながらも前半途中に逆転を許すなど、苦戦も強いられた。板倉は「もちろんベトナム戦は想定外のことも起きましたが、これがアジアカップというか、そんな簡単な試合はないと1試合目から思い知らされました」と正直な心境を明かす。日本代表は1−2とされる苦しい戦いを強いられながらも、前半終了間際にMF南野拓実(モナコ/フランス)のこの試合2点目、そしてMF中村敬斗(スタッド・ランス/フランス)の美しいコントロールショットで逆転に成功。後半には途中出場のFW上田綺世(フェイエノールト/オランダ)の得点でリードを広げ、最終的には4−2で勝利していた。

 ヒヤリとさせられながらも白星を飾ったことを受け、板倉は「油断していたわけではないですが、厳しい戦いを強いられたということは、ポジティブに捉えていいと思います」と前向きに発言。「1試合目であのような試合をしたからこそ、次の試合に懸ける思いは強いですし、色々なことを想定した中で準備もできています」とその理由を明かすと、「ここからはより一層上がっていくのみかなと思います」と力強く語っている。

 そのベトナム代表戦では、センターバックに入った板倉からのパスを起点に攻撃を繰り出すシーンも少なくはなかった。「どの試合においても、センターバックの僕は後ろから組み立てること、チーム状況や相手の状況を見ながら良いボールを前の選手に供給することは意識してやっています」と、ピッチ上での自らの役割に触れた板倉は、「前には個で打開できる能力を持った選手が揃っているので、後ろとしてはそのような選手に良い状態でパスをつけること」が重要だと主張した。

 日本代表とイラク代表の一戦は、日本時間で19日の20:30キックオフ。試合の模様はテレビ朝日系列で生中継されるほか、『DAZN』でもLIVE配信が予定されている。


【ハイライト動画】苦戦を強いられながらも勝利した日本代表のアジアカップ初陣

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