長崎、カリーレ監督とサントスをFIFAに提訴へ…契約現状を再度報告

　V・ファーレン長崎は19日、サントスならびにファビオ・カリーレ監督、レアンドロコーチ、デニスコーチおよびセザールコーチに関して、国際サッカー連盟（FIFA）に提訴することを発表した。

　事の発端は先月、カリーレ監督は長崎と契約を更新したにも関わらず、サントスの新監督就任オファーに個人合意したというもので、サントスから契約手続きに関する正式なオファーは届いていないことを明らかにしていた。また、13日にはこの件に関してサントス側と会議を行い、長崎は違約金の全額支払いを要求。これに対してサントス側は再度検討して正式に書面で返答することを約束したとされていた。

　しかし、今回の発表によると、長崎は同会議以降もサントスに対して誠実な対応を求めて友好的な解決を呼びかけていたものの、未だに明確な回答はなく、正式なオファーは届いていないとのこと。これにより、これ以上協議を続けても、当事者間による解決は不可能と判断し、正式に国際サッカー連盟（FIFA）へ申立てることを決定したようだ。

長崎、カリーレ監督とサントスをFIFAに提訴へ…契約現状を再度報告

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