色気漂う、ほの甘ムードの“沼らせメイク” 資生堂が2024年春夏のトレンドメイク予想

14

2024年01月25日 08:01  Fashionsnap.com

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

Fashionsnap.com

写真
 資生堂ビューティクリエイションセンターが、2024年春夏のトレンドメイクアップを発表した。色香とかわいげの両立した雰囲気をポイントに、自分らしさを底上げし、ほの甘ムードの「沼らせメイク」を提案する。

 プロのヘアメイクアップアーティストが在籍する資生堂ビューティクリエイションセンターは、世界のコレクション情報や一般の人へのヒアリング、国内女性雑誌・SNSのビューティ傾向などを総合的に分析した上で、最新のメイクトレンドを予測している。

 今季はSNSやコミュニティ内外からの評価を意識した“映え”の行動や、“表層的なキャッチーさ”に対する飽きが生じ、「原点や本質に立ち戻る」傾向が見られると分析。コレクション傾向でも高品質を自負するブランドの多くが「クワイエットラグジュアリー」と言われる上質な素材とベーシックカラーを用いたシンプルかつ洗練された控えめなスタイルを提案したという。

 それらの傾向を分析し、資生堂ビューティクリエイションセンターは、大人の余裕を漂わせた色香とかわいげを両立した雰囲気がポイントの沼らせメイクを提案。自然に淡い影を仕込んだ「淡影アイズ」、頬にヴェールをかけたような美しさをもたらす「美肌ヴェールチーク」、ハリ感のある唇「ぷるんリップ」がポイントのルックを提案する。1つはチークをポイントに、透け色と輝きで作る甘さのあるメイクアップ。肌はファンデーションを顔全体に薄く伸ばした薄膜仕上げで、ハイライトでうるおい感をプラスし、パール感のあるチークをCゾーンに乗せた後に頬骨の高い位置に重ねる。アイメイクはブラウンカラーのアイシャドウを重ねることで自然な陰影を出し、ダークブラウンカラーを目頭と目尻のまつげの際に細くなじませ淡い影を作る。アイラインは黒目の終わりから目尻にかけて引き、マスカラはセパレートするように塗布する。眉は目元に合わせたライトブラウンカラーのパウダーでふんわりと描き、眉マスカラで明るい印象へ仕上げる。リップはツヤの出るタイプやシアータイプで唇中央部分のボリュームを出し、丸みのあるフォルムでぷるんとした質感に見せる。

 2つ目は、肌に溶け込むベーシックカラーと質感がポイント。凛とした甘さと品のある色気を兼ね備えたノーブルな印象を与える。ラベンダー系とグリーン系の下地でくすみや赤みが気にならない肌に仕上げ、ツヤタイプのファンデーションを顔の中心から薄く塗布。下地をメインにした透明感のあるツヤ肌を生み出す。チークはパール感のあるものを頬の中心から横にぼかし広げ、肌を磨くように塗布することで自然な血色感と透明感を作り出す。アイメイクは、まつげの間を埋めるようにアイラインを細く入れ、ダークブラウンのアイシャドウでラインをぼかし自然な影を演出。下重心に見せるためにアイホールの半分程度の位置と下まぶたには明るめのウォームブラウンカラーを仕込ませる。マスカラはまつげの根元からしっかりと塗布し、眉は深みのあるブラウンカラーのパウダーでふんわりと色付けし、眉尻は細いブラシで整える。口元はツヤのあるリップを唇の中央部分にオーバーに乗せ、その上にグロスを重ねることで上品な雰囲気を醸し出す。

■資生堂:公式サイト

このニュースに関するつぶやき

  • 薄化粧に見えるしっかりメイクを提唱している様なので世代関係無しに使えると思う。人口が多いシニアでも使える色味とシミソバカス肌からの綺麗な質感の作り方。半アイラインもまさに流行してる
    • イイネ!4
    • コメント 1件

つぶやき一覧へ(9件)

ランキングトレンド

前日のランキングへ

ニュース設定