芦田愛菜「留年の可能性もある」大学進学から1年、女優業と学業の両立を阻む“慶応”の壁

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2024年01月26日 11:00  週刊女性PRIME

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2022年には17社に出演しCM女王となった芦田愛菜

 昨年、慶應大学法学部政治学科に進学し、今年6月で20歳を迎える芦田愛菜『2023年タレントCM起用社数ランキング』ではトップの川口春奈に次ぐ16社で2位に。現在は、ドラマ『さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート』(TBS系)に出演し、初回視聴率も11・4%と2桁の好発進。バラエティーでも『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』(テレビ朝日系)でMCを務めるなど芸能界で引っ張りだこの芦田だが、こんなに忙しくて学業との両立はできるのか?

芦田の通う慶應大学法学部とは

「芦田さんは一部で医学部に進学するのではという報道もありました。その医学部や理工学部は実習や実験があり必修科目も多い。それと比べれば法学部は、まだ卒業しやすい学部といわれています

 こう話してくれたのは大学ジャーナリストの石渡嶺司さん。ただ、卒業しやすいとはいえ、そのハードルは他大学と比べると高いそう。

「河合塾によると、法学部政治学科は偏差値67・5で、慶應大学の中では医学部、環境情報学部、総合政策学部に次ぐ難関学部。法律の観点から政治について学ぶ学部で、芦田さんがなるかどうかは別として、政治家を目指す人もいらっしゃいます。

 卒業しやすいといっても、学内での話であって、例えば教授などは、政治学に関連する本は読んでいて当たり前という前提で学生に接してきたりと、他大学に比べても要求されるレベルは高い。授業や単位修得の難しさは、偏差値と比例すると思っていいと思います」(石渡さん、以下同)

留年の可能性も?

 芦田の仕事の状況によっては、留年を選ぶ可能性はあるのではと石渡さん。

「2021年の入学者で、2022年度に留年した人の割合は政治学科が9・2%。総合政策学部が22・8%、環境情報学部が20・6%ですから、それよりは低いといえます。

 ただ、留年といっても慶應や早稲田のような難関大学は、大学に籍は置いて長期のインターンシップで働くなど、そういった積極的な理由の人が今の時代は多い。留年率=勉強ができない学生の割合ではないんです。なので、芦田さんも今年は俳優業に専念するとか、語学留学するみたいな前向きな理由で、留年を選ぶ可能性はあると思います

 ミッツ・マングローブ弘中綾香アナなど、個性豊かな先輩たちが在籍した慶應大学法学部政治学科。芦田は学業と仕事を両立して、無事に卒業することはできるのか?

「2000年代以前は広末涼子さんのように、早稲田に進学したけど女優業に専念したいから中退というケースはよくありました。しかし、2010年ごろからは、大学卒業が芸能活動にプラスになるからと、両立して卒業するのが主流になってきたんです。

 芦田さんは慶應義塾女子高校からの内部進学ですので、医学部ではなく法学部を選んだのもそうですし、進路選択の際に学業との両立に向けて先生にアドバイスをもらっていると思います。何よりCM起用社数もすごいですし、大学を卒業したとなればタレントとしてもブランド力が強まり幅が広がる。留年はあったとしても、最終的に卒業はすると思います」

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