フェイクフードの過去作と最近作を比較 成長のようすが一目瞭然

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2024年01月30日 12:01  おたくま経済新聞

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フェイクフードの過去作と最近作を比較 成長のようすが一目瞭然

 「#私はここまで成長しました見た人もやる」というハッシュタグを付けて、これまでの努力の成果をX(Twitter)で披露したのは、Histoireさん。


 投稿された2枚の写真には、パンケーキのフェイクフードが写っています。どちらも美味しそう。ただ、2枚目はシンプルながらも溶けたバターや生地の質感などがリアルすぎて驚きます。


【その他の画像・さらに詳しい元の記事はこちら】


 Histoireさんがフェイクフードを作り始めたのは2014年。自分の結婚式に使用したマカロンの席札を自作したのがきっかけだったといいます。最初はフェイクスイーツの講座に通って粘土の種類や着色の基本などを学び、そこからはいろいろな手法や素材を試行錯誤しながら作り続けてきたそう。


 さらに2020年にフローラルフォームアート協会の講座を受け、フラワーアレンジメントなどに使用されるフローラルフォームを加工して造形を楽しむフローラルフォームアートの技術も習得。この手法をアレンジしてフェイクスイーツに取り入れました。


 そのため1枚目と2枚目では素材から違います。1枚目の写真に写っているパンケーキは樹脂粘土で作ったもの。2枚目のパンケーキは樹脂粘土ではなく、フラワーアレンジメントで使用するスポンジを用いて、バターもパンケーキも作られています。


 フローラルフォームアートの技術を取り入れて作ったパンケーキについて、「同じ素材を使用しているので、パンケーキとバターの違いを出す質感作りにこだわった」とHistoireさん。大変だったところは美味しそうに見える着色で、焼き色と溶け出したバターが染み込んだ部分の色味はかなり苦労したと振り返ります。


 「だいぶ変わったね」と投稿しているように、1枚目と2枚目の変化について「シンプルでも美味しそうに作れるようになった」と自己評価するHistoireさん。


 今後は結婚式や誕生日などの記念日で、自分の作品が撮影の小物として使用され、たくさんの人の思い出作りの役に立つことが目標。「私の作品が、みなさんの癒やしになれたら幸せ」と語っていました。なお、Histoireさんの作品はインターネットのハンドメイドマーケット「minne」にて取り扱われております。



<記事化協力>
Histoire 〜イストワール〜さん(@de_mariage)


(佐藤圭亮)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 佐藤圭亮 | 配信元URL:https://otakei.otakuma.net/archives/2024013004.html

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