チョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」が会期拡大 トップシェフ30人以上がセレモニーに集結

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2024年02月05日 14:22  Fashionsnap.com

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セレモニーの様子

Image by: FASHIONSNAP
 伊勢丹新宿店で開催されているパリ発のチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ 2024(以下、サロショ)」が、3部制のラストを飾るPART3を開幕した。同店では例年、2月のバレンタインシーズンは催事「SWEETS COLLECTION」として展開していたが、今年はサロン・デュ・ショコラの人気を受けて会期を延長し、同イベントのタイトルを掲げてバレンタインを盛り上げる。2月5日には開店前にオープニングセレモニーが開かれ、国内外のトップシェフ30人以上が登壇した。

 22回目の開催となる今回のテーマは「Touch!」。コロナ禍で「つながり」の大切さを再確認したことに加えて、人気シェフとの交流も楽しめるなど“推し活”需要もあり、サロショへの期待値が年々高まっている背景を踏まえ、会期を伸ばすことで接点の拡大を狙ったという。1月17日にスタートしたPART1ではサブレやケーキなどのショコラスイーツを特集し、1月26日から開催したPART2では人気ショコラティエの新作と初出店ブランドにフォーカスした。
 2月4日から14日まで展開するPART3は、「THE NEXT〜ショコラの多様性」をテーマに、世界と日本で活躍するスターシェフたちが集結。「セバスチャン・ブイエ(Sebastien BOUILLET)」や「パティスリー・サダハル・アオキ・パリ(pâtisserie Sadaharu AOKI paris)」「ラ・メゾン・デュ・ショコラ(LA MAISON DU CHOCOLAT)」「ヴァンサン ゲルレ(VINCENT GUERLAIS BISCUITS)」といった定番および大御所ブランドを揃えたほか、若手シェフも多数ラインナップしている。五藤久義バイヤーによると、若手シェフの勢いが目立っているといい、中でも2019年に28歳でフランス国家最優秀職人章を当時最年少で受章した「イヴァン・シュヴァリエ(Yvan Chevalier)」が人気だという。また、イートインも充実させており、ショコラティエ界の巨匠「ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HÉVIN)」や、「Top of Patissier in Asia」でアジアベストショコラティエを受賞した眞砂翔平による「ティール(teal)」、2007年の「ワールド チョコレート マスターズ」世界大会で優勝した水野直己が手掛ける「ナオミ ミズノ」などが限定メニューを提供している。
 PART1、PART2ともに例年に比べて動員数、売上ともに好調で、PART3初日となった2月4日は午後のフリー入場の整理券を求めて700人が列を作ったという。五藤バイヤーは「国内外を含めて色々なシェフに会えるのがサロショの魅力。通常のバレンタイン催事にはない熱がある」と語り、PART3の盛況にも期待を寄せた。

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