限定公開( 3 )
ITmedia NEWS Weekly AccessTop10(2月3日〜9日)
1 AMラジオ、13社34中継局が放送休止へ 1日から順次
2 「イラストや製図に使えない」──とあるEIZO製モニターの仕様で物議 メーカーに聞いた
3 「ペンタックス」ブランドに戻ったカジュアルなアウトドアカメラ「WG-90」を試す 便利な「顕微鏡モード」も
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4 “マルハラ”に対して俵万智さんが一句 「句点を打つのも、おばさん構文と聞いて」 Xでは称賛の声
5 「33歳のVTuber」、掲示板のコメントに発信者情報開示請求→東京地裁が棄却 裁判例がWebで公開
6 VTuberへのプレゼントに“GPS発信器” 「あおぎり高校」が発表 プレゼントの受け付け停止に
7 ドコモの回線品質に嫌気さしての解約、「あまりいないんじゃないか」とNTT島田社長
8 「ちいかわ」作者・ナガノさんがSNS「Bluesky」にアカウント作成 早速マンガ投稿
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9 小学館、「セクシー田中さん」芦原先生の逝去にコメント発表 現場編集者からの声明も
10 「Apple Vision Pro」レビュー 渡米してまで買う価値はあったのか
ITmedia NEWSにおける1週間の記事アクセス数を集計し、上位10記事を紹介する「ITmedia NEWS Weekly Top10」。今回は2月3日〜9日までの7日間について集計し、まとめた。
先週のアクセス1位は先々週と同じ記事だった。AMラジオの一部の局が一定期間放送を休止し、その社会的影響を検証するという内容だ。AMラジオを聴く習慣がない筆者は、この記事の反響の大きさに驚いている。
もしかしたら、AMラジオは世代が上の方々には必須の文化なのかもしれない(といっても筆者も45歳だが)。時代によって技術や文化は異なり、愛着があるものが異なるのは当然だ。
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「NHK時計」もその一つかもしれない。
●「NHK時計」を巡るジェネレーションギャップ
「NHK時計」は、デジタル放送以前、NHK総合テレビの正午と午前/午後7時の時報で表示されていたアナログ時計だ。3秒前から画面が時計に切り替わり、「ポッ、ポッ、ポッ、ピーン!」という音とともに正時を知らせた。
1968年(昭和43年)ごろから1991年(平成3年)ごろまで、実際のアナログ時計の文字盤を撮影して放送していた。それ以降は2010年ごろまで、時計の画像データを放映していたが、放送のデジタル化とともに姿を消した。
NHK時計のiOSアプリが出たのは09年。NHK初のiPhoneアプリだった。
そして24年の現代、Xへのこんな投稿が話題になった。「NHKの時計アプリ見つけたんだけど酷すぎて泣いてる今」。
アプリの機能は3つ。(1)アナログ時計の表示、(2)時計のデザイン変更(3種類)(3)時報――だ。
今どきのiPhoneアプリで、こんなに機能が少ないものはなかなかない。前出の投稿は、あまりの機能のなさを嘆く、若者世代ものだ。
これに対して昭和世代は「なつかしすぎて泣いている」などと反応し、Xで昔話に花が咲いた。
●サブスク時代、世代ギャップは“減った”けど……
昭和の時代、テレビにどっぷりだった私たちには、この時計から広がる思い出が無限にある。逆に、この時計を実際に見たことがない世代からすれば「使えないアプリ」でしかないのは間違いないだろう。
最近は、YouTubeや音楽サブスクサービスが普及したことで、若い世代も古い楽曲や映像に触れる機会が増えた。これがジェネレーションギャップを埋めており、筆者も、年下と同じコンテンツの話で盛り上がりやすくなったと感じている。
だが「テレビで放送されていた時報」がサブスク配信されることはない。「NHK時計」だけは、ジェネレーションギャップを超えることはないんだろうな、と感じた。スマホアプリ版が突然ブームにならない限りは。
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