68歳女性・資産1億1700万円でも「食事は1日1回」と語るリアルな年金一人暮らし

9

2024年02月16日 20:11  All About

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

All About

老後の心配事といえば、やはりお金。現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、埼玉県在住68歳女性のケースを紹介します。
金融庁の報告書に端を発して話題となった「老後2000万円問題」など、老後の心配事といえばやはりお金ではないでしょうか。もっと出世しておけばよかったと現役時代に後悔を持つ人もいるようです。

現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、埼玉県在住68歳女性のケースをご紹介します。

回答者プロフィール

回答者本人:68歳女性
同居家族構成:本人のみ
居住地:埼玉県
リタイア前の雇用形態:パート・アルバイト
リタイア前の年収:150万円
現在の貯蓄額:預貯金1700万円、リスク資産1億円
現役時代に加入していた公的年金の種類と加入年数:国民年金35年、厚生年金不明

現在受給している年金額(月額)

老齢基礎年金(国民年金):6万円
老齢厚生年金(厚生年金):なし
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):遺族厚生年金24万円(年)
その他(企業年金や個人年金保険など):なし
配偶者の年金や収入:なし

「とても年金だけでは暮らせない」

現在の年金額について「満足していない」と回答した今回の投稿者。

その理由として「とても年金だけでは暮らせない」と語っています。

ひと月の支出は約「12万円」。年金だけでは「毎月足りない」と回答されています。

「年500万円の配当金でも毎日節約」

年金で足りない支出については「株の配当で年約500万円の収入がある」ためそこで賄っているという投稿者。

資産や収入は十分にあるように思いますが、「食事は1日1回。スーパーでは値引きしたものを買う。外食は特別なことがない限りは絶対にしない。コンビニは無料のクーポンがある以外は使用しない。手数料のかからない方法で振り込む。洋服は穴が開いても自分で修繕して擦り切れるまで着る。買い物は週3回。必要なものだけ売り場に行って買い、他のものは目にしないで急いで帰ってくる」とかなり節制されている様子がうかがえます。

「持ち家があることで辛さを耐え忍んでいる」

現在は一人暮らしで、ご主人が亡くなってから遺族年金を受給しているとのこと。

「主人が亡くなる前は(夫は)年に約112万円ほど(の年金受給額)でしたが、私に対する遺族(厚生)年金は年に24万円しかもらえませんでした。それでも私の(厚生)年金は年17万円ほどでしたので、どちらにしますかと聞かれ、遺族(厚生)年金の24万円にしました」と振り返り、「自分の持ち家があることで辛さを忍んでいる」とコメントを残しています。

なお、現役時代にもっとこうしておけばよかったことがあるか、との問いには、「もっと早くに株をやっていれば良かった」と回答されていました。

※カッコ内の回答者コメントは原文ママです
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
(文:あるじゃん 編集部)

このニュースに関するつぶやき

  • ここまで馬鹿だと、死ぬまで言っとけとしか思えない。…それとも、ネタなのかね?
    • イイネ!1
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(8件)

前日のランキングへ

ニュース設定