JR西日本「やくも」新型車両273系に統一、381系の定期運行6/15まで

JR西日本は16日、特急「やくも」に導入される新型車両273系の追加投入計画と、現在使用されている381系の今後の運行計画について発表した。381系による定期運行は6月15日までとされ、同日以降は一部列車を除き、全15往復を新型車両273系に統一する。


特急「やくも」の新型車両273系は4月6日から運行開始。岡山〜出雲市間の定期列車15往復のうち、下り「やくも5・7・11・21・23・27号」、上り「やくも4・6・10・20・22・26号」の6往復を273系で運転する。現在活躍している381系のうち、パノラマグリーン車を連結した編成は「スーパーやくも色」も含め、前日の4月5日をもって運行終了する。

ゴールデンウィーク期間に入る前の4月26日以降、下り「やくも13・29号」、上り「やくも12・28号」の2往復を加えた計8往復を273系で運転。5月7日以降、下り「やくも3・17号」、上り「やくも2・16号」の2往復も273系に変更される。その後は6月14日まで、15往復のうち10往復を273系、5往復を381系で運転する。「国鉄色」「緑やくも色」のリバイバル塗装を施した編成は6月14日で運行終了となる。


6月15日は下り「やくも1号」のみ381系を使用。これ以降に運転される列車は273系に統一される。ただし、「ゆったりやくも色」(非リバイバル塗装)の381系について、運行終了時期は未定。定期列車15往復を273系に置き換えた後も、一部列車で381系を使用する場合があるとのこと。（MN 鉄道ニュース編集部）