内藤剛志主演『樋口顕』シリーズSPドラマ第14弾、4.1放送決定! ゲストに渡辺いっけい、宇垣美里ら

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2024年03月04日 14:11  クランクイン!

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月曜プレミア8『今野敏サスペンス 警視庁強行犯係 樋口顕 −炎上−』にゲスト出演する(上段左から)渡辺いっけい、宇垣美里、あめくみちこ、(下段左から)ゆってぃ、駆け抜けて軽トラ・小野島徹&餅田コシヒカリ (C)テレビ東京
 内藤剛志主演するスペシャルドラマ『今野敏サスペンス 警視庁強行犯係 樋口顕 −炎上−』が、テレ東計にて4月1日20時より放送されることが決定。渡辺いっけい、宇垣美里らゲストキャストも発表された。

【写真】おなじみの顔ぶれも! 『今野敏サスペンス 警視庁強行犯係 樋口顕 −炎上−』場面写真

 本格警察小説の名手・今野敏の原作による本格ミステリーをドラマ化した「強行犯係 樋口顕」シリーズは、20年にわたりスペシャルドラマとして13作、2021年・2022年には金曜20時のドラマ枠で連続ドラマを放送。さらに昨年1月クールには同じく今野敏原作『機捜235』とコラボした連続ドラマを届けた。本作はそんな人気シリーズ待望のスペシャルドラマ第14弾。

 目黒区の一軒家で絞殺体が発見され、強行犯係の樋口顕(内藤)らは現場へ急行する。被害者はこの家に住む主婦・小沢芽衣(冨手麻妙)。クリニック経営の夫・小沢匡彦(渋江譲二)は外出中で、第一発見者はエアコン修理業者・沼田誠二(岩谷健司)だ。しかも真偽は定かではないが、犯人らしき2人組が小沢家から車に乗り込む動画が、なぜか事件直後に拡散された。

 逃走中の2人、梶山浩史(渡辺いっけい)と三上健(長田成哉)は早々に特定されたことに動揺。逃げ込んだファミレスで客を人質に立てこもる。その中には樋口の妻・恵子(川上麻衣子)の姿も…。

 実は梶山はSNSの炎上で仕事も家族も失っていた。一方殺害された芽衣は元アイドルで、グループのセンターを担当。だがあるメンバーの泥酔写真がSNSで拡散され、その後炎上を苦に自殺。グループも解散となった過去が…。やがて樋口は、この2つの炎上が、芽衣の死に絡んでいることに気づく―。

 主役の警視庁刑事部捜査一課強行犯係警部・樋口顕は、これまでのシリーズ同様、数々の刑事役を務めてきた“刑事ドラマのスペシャリスト”内藤剛志が演じる。

 内藤演じる樋口警部を支えるおなじみのレギュラーキャストも勢ぞろい。樋口警部の盟友にして最大の理解者、警視庁生活安全部少年事件課の警部・氏家譲役に佐野史郎、樋口警部をはじめとした強行犯係を見守る上司の警視庁刑事部捜査一課管理官・天童隆一役に榎木孝明、ジャーナリストとしての情熱を持った新聞記者・遠藤貴子役に矢田亜希子、樋口の妻・樋口恵子役に川上麻衣子、樋口の娘・樋口照美役に逢沢りな、さらに樋口を支える頼もしい部下・菊池和馬役の佐野岳、藤本由美役の片山萌美、中田裕之役の小松利昌といった樋口班メンバーも顔をそろえる。

 内藤は「本作にはさまざまな立場の人間が登場します。羨む人、憎まれた人、願った人、善意の人、祈った人…。是非、複雑に絡み合った糸をほどき、犯人を探してみて下さい」とコメントしている。

 また、今作を盛り上げるゲストキャストも一挙解禁。3億円入り金庫を盗み出し強盗殺人犯の容疑がかかる梶山浩史役に渡辺いっけい、被害者と同じアイドルグループ「ミラクルパラダイス」のメンバーだった岩崎可奈子役に宇垣美里、恵子の友人・浅井佳純役にあめくみちこ、強盗犯らが逃げ込んだファミレスの店長・飯塚進役にゆってぃ、ファミレスの客・越川薫役・北川千鶴役を駆け抜けて軽トラの小野島徹と餅田コシヒカリがそれぞれ演じる。

 なお、新作の放送を前に、前日3月31日14時からテレビ東京・日曜ミステリー枠にて『今野敏サスペンス 雛菊 警視庁強行犯係 樋口顕』を再放送する(関東ローカル)。

 月曜プレミア8『今野敏サスペンス 警視庁強行犯係 樋口顕 −炎上−』は、テレビ東京系にて4月1日20時放送。

 内藤剛志、佐野史郎、榎木孝明、プロデューサーのコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■内藤剛志(樋口顕役)

 「では、お芝居を作りましょう」児玉組の朝はこの言葉から始まる。氏家が、天童さんが、ゲストの皆さんが動き始める。少しずつ物語が動き出す。最高にわくわくする瞬間です。

 今回は、炎天下の東京、鎌倉、横須賀などでロケが行われました。スタッフキャスト全員で猛烈な夏の暑さを、ドラマの熱さに変え、素敵な作品に仕上がりました。

 さて、タイトルは『炎上』。ほんの一握り、たった数人のひがみや憎しみが大きな悪意となる。現代の風景かもしれません。しかし『ネット社会での炎上』には、必ず火を付けた人、それを燃え広がらせた人がいます。どこまでも人間の問題です。

 本作にはさまざまな立場の人間が登場します。羨む人、憎まれた人、願った人、善意の人、祈った人…。是非、複雑に絡み合った糸をほどき、犯人を探してみて下さい。もしかすると、本当の犯人は一人だけじゃないのかもしれません。

 『警視庁強行犯係 樋口顕』最新作をお楽しみ下さい。

■佐野史郎(氏家譲役)

 20年も続いているシリーズ。また、みなさんとお会いできるのが楽しみでした。新作もまた、世相と正面から正々堂々と向き合っており、その気骨に、氏家としても一個人としても、励まされる想いでした。

 (印象に残るシーンは)事件の真相に辿り着こうとしていた時、海辺で樋口と歩きながら、ふと立ち止まり、この時代に対する、なんともやるせない想いを共に分かち合った瞬間です。

 (見どころは)サスペンスドラマの王道をいく犯人探しのストーリーの中に、大人の都合に振り回されて迷走する若者たちの苦悩が丁寧に描かれているところや、マスメディアやSNS等の情報ツールの発信の仕方の危険性を、テレビドラマそのもので、自らに切り込んでいるところです。ドキドキ、ハラハラのアクションシーンも、見逃せないところです。

 老若男女、それぞれの立場で事件への見方が変わってくるかもしれません。何かと悶々とすることの多いご時世ですが、少しでも困難を乗り越えていけるよう想いを巡らせながら、世代を超えてお楽しみいただけたらと思います。

■榎木孝明(天童隆一 役)

 (新作が決まったときは)いつもの仲間達に会えるという安心と楽しみを感じました。ヒグッちゃんの家族、そして被疑者の家族それぞれの家族愛が随所で感じられるストーリーです。

 ドラマのしめに定番の居酒屋トークがありますが、毎回さり気なく現代の世相を話題にします。視聴者の皆様もドラマを振り返りつつ、一緒に現代を顧みる時間にしてもらえたら嬉しく思います。

■番組プロデューサー・山鹿達也(テレビ東京 ドラマ室)

 朝ドラに刑事役で出演し、国民的「刑事」俳優と言える内藤剛志さん。そんな内藤さんがご自身に近いキャラクターと仰る、樋口顕が帰ってきます。内藤さんをはじめレギュラーキャスト、監督・スタッフも気合入りまくりで、製作しました。

 ゲストは、渡辺いっけいさん、宇垣美里さん、長田成哉さん、冨手麻妙さん、岩谷健司さんといった演技派の皆様に参加いただき、SNSの「炎上」により人生を歪められた人たちの人間模様と、誰が犯人か分からないミステリーを融合した極上のエンターテインメント作に仕上がりました。今回も、ヒーローではない普通の刑事・樋口顕が事件の真相に迫り、その裏にある人間の業を炙り出します。ご年配から若者まで本格ミステリーと人間ドラマを楽しめる自信作になっています。どうぞご期待ください。
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