『大奥』森川葵、難役“お知保”演じる心境告白「つらい瞬間が多い」

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2024年03月07日 06:01  ORICON NEWS

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木曜劇場『大奥』に出演する森川葵(C)フジテレビ
 俳優の森川葵(28)が、現在出演中のフジテレビ系木曜劇場『大奥』(毎週木曜 後10:00)の取材に応じ、難役であるお知保を演じた心境を語った。

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 同局連ドラとして2005年に放送された『大奥〜華の乱〜』以来、約20年ぶりに復活した本作。森川は大奥で京から嫁いできた倫子の付き人となる御中臈のお知保(おちほ)を演じている。

 きょう7日に第8話を迎えるが、森川は「時代劇というのもあって、普段撮影してるよりもすごい体力が必要だし、セリフも普段使ってない言葉を使ったりするので、いつもの撮影よりも繊細に、慎重になりながら毎日撮影しています」と終盤に差し掛かった撮影を振り返る。

 印象的なシーンを問われると「やっぱり自分の家族のところに帰るシーンでしょうか。そこは大奥とは一旦離れて、お知保の元の性格を演じるシーンだったので、あれは自分がお知保を演じていく中で、すごく大切なシーンでした。なぜお知保がああいう行動に出るかという裏付けだったので、家族とのシーンは絶対必要で、重要なシーンだったなと思います」と語った。

 また、お知保という難役に挑むにあたって森川は「難しいしつらい瞬間の方が多い」と明かす。「誰の気持ちもこっちに向いてないなって思う瞬間がたくさんあるんです。倫子とお品は、ちゃんと2人の絆があるんですけど、私はずっと孤独というか、寂しいけど耐えてやっていかなきゃいけないみたいな気持ちが強い。ずっとつらいし、全然報われないし、本当にお知保がかわいそうだなと思いながらやっています」と演じる心境を打ち明けた。

 しかし、現場の共演者らとは仲良しだそうで「普通に小芝風花ちゃんとも仲良くしてるし、全然孤独じゃないです(笑)」と笑顔を見せた。

 そして、今後注目してほしいポイントを聞かれると「みんながどう生きていくのかに注目してほしい」と話す。「これまで同じところに囚われて、自分の目の前にあることしか見えずに生きてきた人たちが、たぶんこれから広い世界を見ていくことになると思うんですけど、お知保、お品、倫子の3人が、それぞれどういう人生の選択を取るのかっていうところに注目して観ていただけたら」と呼びかけた。

 さらに「お知保にはこのあと“ある事件”が起こるので、その姿に1人でも寄り添ってくれる人がいたらいいなって気持ちと、物語が終わりに向かっていくので、最後までみんなの人生を見届けてほしいなっていう気持ちでいっぱいです」とアピールした。
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