イッセイ ミヤケ、熱で変形するアクセサリーを発表 東京大学大学院の研究グループらが開発

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2024年03月07日 12:31  Fashionsnap.com

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 「エイポック エイブル イッセイ ミヤケ(A-POC ABLE ISSEY MIYAKE)」が、新プロジェクト「TYPE-X Inkjet 4D Print project」を発表した。

 同プロジェクトは、3月3日と4日の2日間にわたってパリ・3区にあるギャラリー会場で開催されたインスタレーション展示「A-POC ABLE ISSEY MIYAKE : So the Journey Continues TYPE-VIII Kenta Umemoto project」で発表された。
 「TYPE-X Inkjet 4D Print」は、鳴海紘也を含めた東京大学大学院の研究グループとNature Architectsの須藤海、エレファン
テックの杉本雅明などが開発した、シートを加熱するだけで自動変形する折り紙を実現できる世界初の技術。熱収縮シートは、70度以上のお湯に入れるとあらかじめ設計された折り紙の立体形状に変容する。このシートに富士フイルムが独自開発した、粒子を正確に配列することで輝度の高いメタリック調印刷を可能としたインクジェット印刷技術「高輝度メタリックインクジェット技術」を施しカラーを加えることで、多彩な色合いと折り紙形状を同時に表現することが可能となった。
 エイポック エイブル イッセイ ミヤケは、プロジェクトの第1弾としてさまざまな形状のアクセサリーを開発。シートを温めることで平面が立体に変化する。プロダクトは2025年の販売を予定している。

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