『花咲舞が黙ってない』今田美桜の頼れるバディ“相馬健”に山本耕史 菊地凛子が立ちはだかる敵に【コメントあり】

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2024年03月08日 05:00  ORICON NEWS

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日本テレビ系“土ドラ9”『花咲舞が黙ってない』に出演する(左から)山本耕史、今田美桜、菊地凛子(C)日本テレビ
 俳優の山本耕史と菊地凛子が、今田美桜が主演を務める日本テレビ系“土ドラ9”『花咲舞が黙ってない』(4月13日スタート、毎週土曜 後9:00)に出演することが8日、発表された。山本は主人公・花咲舞(今田)の頼れるバディ・相馬健(45)、菊地は舞に立ちはだかる敵・昇仙峡玲子(42)を演じる。

【写真】前シーズンでは…杏が演じた花咲舞(左)

 前作のドラマ『花咲舞が黙ってない』は、銀行を舞台にした池井戸氏 の小説『不祥事』を原作に2014、15年に、杏が主演を務め、大ヒットした。前回のドラマ放送後、ドラマと同名の新作小説『花咲舞が黙ってない』(池井戸氏著)が出版された。銀行の大合併が描かれ、新たな敵役も登場する。2024年版ドラマは、この新たな物語を、新たなキャストで届ける。

 今作の主人公・花咲舞は、大手銀行の窓口係から突然、本部の臨店班に異動になる。訪問する支店で巻き起こる事件や不祥事をスッキリ、ズバッと見事に解決していく。不正を絶対に見て見ぬふりできない花咲舞が、弱い立場の人たちのために立ち上がる姿が痛快なエンターテインメントとなる。

 出世をあきらめた元融資マン・相馬と舞の名コンビもシリーズの名物で、前作では上川隆也が演じた。その相馬役を今シリーズでは山本が務める。さらに、前回は敵役として、生瀬勝久が演じる時期頭取候補・真藤毅が2人の前に立ちはだかったが、今回新たに敵として登場するのは、菊地演じる頭脳明晰なスーパーエリート・玲子となる。

 相馬は、東京第一銀行本部・支店統括部臨店班で舞の上司。ともに支店に行って、そこで起きた問題を解決する。かつて取引先が倒産した責任を押し付けられて、出世コースから外れてしまった“あきらめた男”となる。

 山本は出演オファーがあった際、「まず、誰の役?と思いました」という。相馬役と聞いて驚き、役作りの参考に前回のドラマを見返したそう。「相馬はやる気があるようなないようなそんなキャラ。前回のドラマを見直してみたら、舞の先輩ながら舞と一緒に成長していくようなところも垣間見られたので、今田さんと一緒に成長していけたらなと思っています」とコメントした。

 昇仙峡玲子は、東京第一銀行本部・経営企画部に所属し、いずれは東京第一銀行初の女性取締役、頭取も夢ではないと目されるエリート中のエリート。銀行の利益のために不祥事を洗い出して潰して隠蔽する特命任務に就くことになり、舞たちとぶつかる。

 菊地はオファーが来た時のことを「ドラマのプロデューサーさんからオファーをいただいたんですけど、ちょうどその時、その方(プロデューサー)と『侵入者たちの晩餐』という
ドラマの撮影中で、豪邸に侵入する泥棒の役だったんです。どうしてこんなエリート中のエリートをイメージしていただけたのかなっていうのは、それがいまだに不思議です(笑)」と振り返る。「玲子は女性の出世頭で頭脳明晰なエリート女性。しっかり演じて2人の良い壁になりたいと思います」と決意を述べた。

 山本と菊地と初共演となる今田は「山本さんとは衣装合わせの時にごあいさつさせていただいたんですけども、菊地さんとは今さっき『はじめまして』したばかりです。ずっと見てきた大先輩のお2人なので、そわそわしています」とコメントした。

 一方、山本から見た今田の印象は「衣装合わせの時、目の前にかわいい天使が歩いてきたので『何だ?この天使は!?』と思ったら今田さんだったんです。前のドラマを見ていると(舞と相馬で)わりと対等な印象だったんですが、今回はいろんな面でこのぐらい差があるんだなと(笑)。年下で後輩役なんですけど、強さも同時に感じたので『ついていきたい!』と思っています(笑)」と語った。
 山本と菊地はNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(2022年)で共演経験がある。山本は「以前仕事をご一緒した時は同盟を組むような役柄だったので、今回は前のドラマとは逆の感じになるのかな。でもすごく長い時間ご一緒に現場にいたので、安心感がある。やりやすい現場になりそうです」と語り、菊地も「今回は山本さん、そして今田さんに壁として立ち向かっていく役。最初は今田さん演じる舞に憧れられる存在ですが、徐々に本性を発揮していきます。フレッシュな今田さんと一緒にがんばっていきたいです」と力を込めた。

 また、今田は「花咲舞が新しいキャストの皆さんとともに帰ってきます!私も学生時代に見てとても勇気と元気をもらったドラマです。今回も山本さん菊地さんと共に、皆さんに元気になっていただけるようなドラマにしていきたいと思います」と気合十分。山本は「大切なテーマや訴えかけるメッセージは、時代を超えて、皆さまの心に届くと信じています。とっても爽快で、それぞれの人生がその瞬間に垣間見えるような、そんな良いドラマになると思ってます。ぜひご期待ください!」と期待を高め、菊地は「昇仙峡玲子という強い名前で、2人の前に立ちはだかる役として登場します。エリート女性がどういうふうに銀行の中で生きていくのか。そういった女性の“様”も描かれています。ぜひ皆さん楽しみにしてください!」と呼びかけた。
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