今「Surface」はどれを選べばいい? コスパモデルやクリエイター向けモデルをチェック【2024年3月版】

0

2024年03月11日 18:50  Fav-Log by ITmedia

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

Fav-Log by ITmedia

Surface Laptop Go 3

 新たにWindowsのパソコンを探すなかで、マイクロソフトが提供する「Surface」シリーズが気になっているという人は多いことでしょう。一方、パソコンを数年ぶりに買い替えるので、現在どのようなラインアップが展開されているのか、全くわからないという人も少なくないはず。

【その他の画像】

 ここでは、前編に引き続き、2024年2月時点のラインアップについて、シリーズ概要をチェックしていきます。

●「Surface Laptop Go 3」:最も安価な選択肢

 Surfaceシリーズで、現状最もコストパフォーマンスが高いのが、クラムシェル型でタッチディスプレイも備えた「Surface Laptop Go」シリーズです。現行ラインアップでは、2023年10月に発売された「Surface Laptop Go 3」が該当します。オンラインのMicrosoft Store Japanにおける同機の価格は、本記事執筆現在(2月中旬)において10万円台前半からとなっています。

 ディスプレイサイズは12.4インチで、タッチ操作にも対応。前編で紹介した「Surface Pro」のように、じっくりイラストを描くような操作には不向きですが、サインやメモなど、ちょっとした書き込みなどは十分対応可能です。OSにはWindows 11 Homeを搭載。重量は1.13kg、バッテリー持ちは最長15時間です。

 プロセッサーには第12世代のIntel Core i5を搭載。後述するLaptopシリーズの上位モデルも現状第12世代のプロセッサーを搭載しているので、性能面で大きく劣ることはありません。また、メモリーは8GB/16GB、ストレージは128GB/256GBの組み合わせになります。ポート類は、充電端子のほか、USB Type-C(USB 3.2)、USB Type-A(USB 3.1)などを搭載しています。

 Surfaceシリーズは、全て「Microsoft Office Home & Business 2021」を搭載しており、当然Surface Laptop Go 3でも使えます。WordやExcelを使った基本的な事務作業を想定するならば、同機の最小構成でも十分対応できるでしょう。

●「Surface Laptop 5」:専門アプリを使うなら

 Surface Laptop Go 3のディスプレイよりも広い作業領域が欲しい場合には、Laptopシリーズの上位モデルも検討候補に入ってくるでしょう。2022年10月に発売された「Surface Laptop 5」は、ディスプレイサイズの異なる「13.5インチモデル」と「15インチモデル」の2種類を展開。どちらも高性能パソコンとしてのintelのお墨付きを意味する「Intel Evoプラットフォーム」の基準を満たします。

 13.5インチモデルは価格が14万4980円(税込、以下同)からで、搭載するプロセッサーは、第12世代Intel Core i5とi7。メモリーは8GB/16GB、ストレージは256GB/512GBの組み合わせになります。重量は1272gです。ポート類は充電端子に加え、USB Type-C(USB 4.0/Thunderbolt 4対応)や、USB Type-A(USB 3.1)などを搭載しています。

 15インチモデルは価格が18万6890円からで、搭載するプロセッサーは第12世代Intel Core i7。メモリーは8GB/16GB/32GB、ストレージは256GB/512GB/1TBの組み合わせになります。重量は1560gです。こちらも充電端子に加え、USB Type-C(USB 4.0/Thunderbolt 4対応)とUSB Type-Aなどを備えます。

 Officeソフトだけでなく、専門的なソフトウェアを使う必要がある場合には、メモリーやストレージの大きなモデルを選択できる点で、こちらのSurface Laptop 5の方がメリットが大きくなりそうです。

●「Surface Studio 2+」:プロのクリエイターに

 最後はこれまで紹介してきたSurfaceシリーズの機種とは少し毛色の異なる「Surface Studio 2+」を紹介します。価格は71万9180円からと高額で、OSにはWindows 11 Proを搭載します。28インチの巨大なタッチスクリーン(アスペクト比3:2)を備えた据え置き型のオールインワンパソコンで、「Surfaceペン」やキーボード、マウスも同梱。値段を鑑みて、基本的にはプロのクリエイター向け機種と言って差し支えないでしょう。

 2022年11月に発売されてから時間が経っていることもあり、プロセッサーには第11世代のIntel Core i7-11370Hを搭載します。グラフィックスにはGeForce RTX 3060 Laptop GPUを搭載。メモリーは32GB、ストレージは1TBを備えます。ポート類には、USB 4.0/Thunderbolt 4 対応のUSB Type-Cポートを3基、USB Type-A(USB 3.1) を2基、ギガビット対応のイーネットポートを搭載しています。

 以上、現行の「Surface」ラインアップでした。WindowsパソコンとしてSurfaceを考えている際には、前編で紹介した3モデルと合わせた6系統の機種のうちから気になる機種をピックアップし、じっくり比較検討してみましょう。

    ランキングIT・インターネット

    前日のランキングへ

    ニュース設定