【写真】一馬(濱田岳)にはブレイクの兆しが現れる 『春になったら』第10話場面カット
入院中の雅彦は、病院にやって来た瞳に「家に帰ろうよ」と頼む。瞳もまた、雅彦のいない家に1人でいることがつらく、阿波野(光石研)の許可を得た2人は、残された時間を自宅で過ごすことになる。
紆余曲折を経て開催されることになった瞳と一馬(濱田岳)の結婚式。その前日に瞳は、雅彦に宛てて書いた手紙を朗読しようとする。しかし、涙が込み上げて来てなかなか読み上げることができない瞳に、雅彦も涙を堪えながら「俺が話す。あの…いい話」と告げる。
思わず「いい話って何?」と吹き出す瞳に、雅彦は「瞳って名前になった…わけ」と真剣に語る。雅彦は、生まれた直後の赤ちゃんは起きているときでも目を閉じていると言いつつ「だけどさ、生まれてきた瞳見てて、お母さんとその姿ずっと見て、かわいいって見てたらさ、急に瞳ね、パッて目ぇ開けてくれたんだよ」と説明。
雅彦は続けて「お前が見せてくれた瞳に、なんか俺たち感動しちゃってさ。だから、人のことをちゃんと見る瞳、まばたきしないで見定めて。困ってる人がいたら、寄り添って手を差し伸べてあげてさ、真っ直ぐなまま、瞳のまま、その瞳のまま、大きくなってほしいって…その思い込めてさ。瞳って名前が付いた」と告白する。
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