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○ 巨人 3 − 2 ロッテ ●
＜3月19日・東京ドーム＞
巨人は19日、ロッテとのオープン戦に3−2でサヨナラ勝利。ルーキーを中心とした若手の奮闘が光った試合となった。
まずは「2番・中堅手」でスタメン出場したドラフト3位ルーキーの佐々木俊輔だ。初回一死から左安打を放ち出塁すると、すかさず初球から走ってオープン戦初盗塁を決める。
続く3回の第2打席では初球を捉えて二遊間を鋭く破る当たりを放つと、俊足を飛ばして一気に二塁を陥れ、平凡な当たりを二塁打にする。ロッテ吉井監督のリクエスト後も判定は代わらずチャンスメークに成功すると、続く岡本和真の左安打で本塁に生還。オープン戦で4割超の高打率を維持するルーキーが持ち味を存分に発揮した。
援護を受けた先発の山��伊織は6回1失点にまとめる好投を披露すると、同点の9回にはドラフト1位の西舘勇陽が東京ドーム初登板を果たす。ここで西舘は先頭の荻野貴司に痛恨の一時勝ち越し本塁打を浴びるも、その後は切り替えて三者連続三振に抑える。高い潜在能力の一端をうかがわせた。
その後巨人は裏の攻撃で一死一・三塁から小林誠司が同点打を放つと、死球でなおも二死満塁のチャンスを迎える。ここで打席に立ったドラフト4位ルーキーの泉口友汰が、2ボール2ストライクから変化球を鮮やかに中堅前にはじき返し劇的サヨナラ勝ち。途中出場ながらも緊迫した場面で起用に一発回答してみせた。
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