安藤サクラ&リリー・フランキー&落井実結子が日本語版キャストに『リンダはチキンがたべたい!』

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2024年03月22日 10:01  cinemacafe.net

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『リンダはチキンがたべたい!』©2023 DOLCE VITA FILMS
フレンチ・コメディ『リンダはチキンがたべたい!』の日本語版キャストが決定した。

本作は、アヌシー国際アニメーション映画祭では最高賞クリスタルを受賞したほか、セザール賞でも最優秀長編アニメーション賞を受賞するなど、世界各国の映画祭でグランプリを連続受賞した話題のアニメーション。

この度、本作の日本語版キャストが発表された。主人公リンダの母親・ポレット役を演じるのは、安藤サクラ。「亡きお父さんのチキン料理がたべたい」というリンダの願いを叶えようと奮闘するシングルマザーを演じる。

そんなポレットに一目惚れをする音楽好きのトラック運転手・ジャン=ミシェル役は、リリー・フランキー。安藤さんとリリーさんは、第71回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した『万引き家族』で夫婦役を演じて以来、約6年ぶりの共演となる。

そして、天真爛漫な8歳の女の子・主人公リンダ役には、落井実結子が大抜擢。2022年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」や映画『母性』など数多くの話題作に出演を重ねている注目子役。現在10歳の落井さんは、早くも2度目のNHK大河ドラマ出演となる「光る君へ」で、のちの紫式部である主人公・まひろの少女時代を熱演。その高い演技力に絶賛が相次いでいる。

本作には印象的なミュージカルシーンが随所に挟まれているが、レオス・カラックスの『アネット』を手掛けた作曲家クレマン・デュコルによる劇中歌は、思わず口ずさみたくなる楽しいメロディ。登場人物たちの心情を表したどこか切ない歌詞が乗り、絶妙なバランスで物語をリリカルに彩っている。落井さんと安藤さんはそれぞれ歌唱に挑戦しており、日本語吹替版のミュージカルシーンにも注目だ。

コメント
◆安藤サクラ/ポレット役
素晴らしい作品に携われること、大変うれしいです。アニメーションの吹き替えは新鮮な挑戦ですが、なんだか私が演じるポレットのことは古くから知っているような感覚でもあります。どんな風に演じようか、日本語で吹き込むのが楽しみで仕方ありません。
きっと日本語版もみなさまに愛される作品になると思います。ぜひ楽しみにしていてください。

◆リリー・フランキー/ジャン=ミシェル役
ある種アナログな、本当に筆の跡が見えるような、手仕事のひとつひとつをしっかり感じることができる作品でした。色々自由に作られているものってすごく刺激的ですし、アートアニメというと敷居が高くなるかもしれないけど、このアニメーションの持っている概念、1つ1つの美しい絵とともに、物語を楽しんで欲しいですね。

◆落井実結子/リンダ役
最初に映像をみた時に、私が知っているアニメとは全然ちがったのでびっくりして、やってみたいと思いました。だから、リンダをやらせていただけることになって、とてもうれしかったです。リンダは、イタズラ好きだけど悪い子じゃなくて、友達と楽しく遊ぶ普通の子だと思うので、自然にやれたらいいなと思います。でも、私は普段のんびり話すのですが、この映画では会話のテンポが大事かなと思ったので、そこは気を付けてがんばりたいです。


『リンダはチキンがたべたい!』は4月12日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて順次公開。






(シネマカフェ編集部)
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