昭和レトロ趣味……全開! 自分の大好きを詰め込んだ“理想郷”に「夢の空間」「羨ましい」の声

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2024年03月22日 19:54  ねとらぼ

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めいさんの昭和レトロな趣味部屋

 昭和レトロを愛する人が作り上げた、自分の大好きを詰め込んだ“理想郷”の写真が、Instagramで「素敵なお部屋」「夢のような場所ですね」などと注目を集めています。


【画像】趣味全開の「昭和レトロ」な部屋


●昭和レトロをテーマにした趣味部屋


 注目を集めているのは、昭和レトロの愛好家であるInstagramユーザー・めいさんが投稿した、アパートの一室をまるっと使った趣味部屋の写真です。


 古めかしい雑誌やポスター、おもちゃなどが並べられ、現代では見ることもなくなった旧式のテレビやポットといった家電まで、この部屋の中だけが昭和に取り残されたかのような光景が広がっています。


 化粧品や日用品、さりげなく置いているお菓子などにもこだわり、昭和レトロ好きにはたまらない理想郷ですね。


 昭和レトロな部屋とコレクションを公開した投稿には「夢の空間」「素敵」「趣味部屋が羨まし過ぎる」などの声が寄せられ、「いつまでもニヤニヤしながら眺めていられそうです」「遊びに行きたい」なんて声もみられました。


 多くの反響を呼んでいるめいさんに、ねとらぼ編集部は昭和レトロな趣味部屋を作ったきっかけなどを聞きました。


●十代から昭和レトロにハマって


 めいさんがレトロ好きを自覚したのは15〜16歳の頃で、23歳の頃に古本収集からアイテム収集が始まったといいます。現在も蚤(のみ)の市(広場などで開かれる古物市)に出かけてはアイテムを探し、購入した品を家に帰ってきてからひとつひとつ手に取って楽しみ、汚れた物はきれいに掃除して部屋に飾っているそうです。


 増え続けるコレクションに限界を感じて、2023年の4月ごろに趣味部屋を作る計画を立て始めました。それから1カ月ほど経って、「築古1K」の格安物件を契約し、自分の車で荷物を少しずつ運び込んでいったそうです。


●「ここにいると幸せだし落ち着きます」


――部屋を作り上げるのにどれくらいの期間がかかっているのでしょうか。


 収集歴自体は20年以上ですが、子育てが落ち着いた数年前から爆発的に物が増え、最初は自宅の一部屋を趣味部屋としていましたが入りきらなくなり、2023年春にアパートの一室を借りました。現在の趣味部屋は、引っ越してから1カ月くらいで物を並べて完成させました。それでもまだ全てを並べられているわけじゃなく、箱の中や押し入れにしまったままのものがいろいろあります。


――趣味にかかった総額は?


 趣味部屋は、アパートを借りる初期費用や、引っ越し代、もろもろ合わせて十数万だと思います。今までグッズにかかった費用の総額は、ちょっと計算したことないのではっきり分からないのですが、数百万円だと思います。


――月にかける金額はどれぐらいなのでしょうか。


 ここ数年は、グッズ収集に月平均2万円くらいで、蚤の市等への移動費や趣味部屋の家賃、光熱費等まで入れると4〜5万円くらいです。


――周囲の反応はいかがですか。


 親は最初は「こんな汚いもの集めて」と眉をひそめていましたが、ここまで集めると諦めています(笑)。娘は小さい頃から私が古書店やレトロなお店に連れ回していたせいか、レトロ好きに育ちました。息子に関しては、私の趣味はもう半分あきれてるというか、生暖かく見守ってくれています。


 友人や職場の方からはとても褒めてもらえるか、逆にドン引きされるかのどちらかですが、レトロなものを頂けることもあります。部屋に置いてあるこたつは、社長宅から頂いたものてす(笑)。


 私自身は褒められればもちろんうれしいし、ドン引きされても、全然気にしません。趣味部屋は自分が大好きなものだけを集めた部屋なので、ここにいると幸せだし落ち着きます。これからも好きなものを集めて、自己満を極めたいと思ってます。


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