京都丹後鉄道KTR8500形、開業100周年の宮舞線で4/14日中に記念運行

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2024年03月27日 19:11  マイナビニュース

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京都丹後鉄道を運行するWILLER TRAINSは27日、旧国鉄宮津線(現在の丹鉄宮舞線)が4月12日で開業100周年を迎えることを記念したイベント「ぐるっと探検宮舞線」の一環で、4月14日にKTR8500形の特別運行を実施すると発表した。


KTR8500形は、JR東海のキハ85系を譲り受けた特急車両で、3月16日のダイヤ改正に合わせ、丹鉄線内で土日に運行開始。特急「たんごリレー」を中心に、一部の快速・普通列車でも運用されるが、宮舞線(西舞鶴〜宮津間)での営業運転は夜間の普通列車1本のみとなっている。

4月14日はKTR8500形を「丹後あかまつ号」のダイヤで記念運行。現在、「丹後あかまつ1号」は西舞鶴駅10時13分発・天橋立駅11時1分着、「丹後あかまつ2号」は天橋立駅11時33分発・西舞鶴駅12時19分着、「丹後あかまつ3号」は西舞鶴駅13時14分発・天橋立駅14時2分着。「丹後あかまつ4号」天橋立駅14時48分発・西舞鶴駅15時49分着となっており、日中時間帯に宮舞線を走るKTR8500形に乗車できることになる。



当日は特急券を購入する必要がなく、乗車券のみでKTR8500形に乗車可能。絶景ポイントである奈具海岸での一時停車、由良川橋梁での徐行運行も予定している。


「ぐるっと探検宮舞線」は4月12〜14日の3日間開催され、KTR8500形の記念運行以外にもさまざまなイベントを展開。宮津駅では、「展示を中心に、宮津線の思い出に触れる」をテーマに、開業からこれまでの宮津線の写真展や鉄道物品の展示を行う。「前尾記念クロスワークセンター MIYAZU」では、「体験を中心に、鉄道やバスに親しむ」をテーマに、鉄道模型運転体験や丹鉄の制服を着用する「なりきり駅長体験」をはじめ、鉄道・バスの乗り方教室など、さまざまなブースを用意する。会場となる他の駅でも、飲食・特産品の販売、地元の伝統芸能の披露など予定している。(佐々木康弘)

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