防水透湿素材「ゴアテックス」は何種類かあるって知ってた? グレード・種類とシチュエーション別のおすすめを紹介

1

2024年03月29日 12:40  Fav-Log by ITmedia

  • 限定公開( 1 )

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

Fav-Log by ITmedia

フォックスファイヤー クレストクライマー ジャケット(出典:Amazon)

 「ゴアテックス(GORE-TEX)」は、防水透湿の機能を持つ多孔質の膜やその膜を使ったファブリクスの総称。一言でゴアテックスといっても、さまざまなグレードや種類があり、おすすめの使用シーンも多岐にわたります。

【その他の画像】

 そこで今回は、ゴアテックスの種類(ウェアのテクノロジー)や選び方を紹介。ハイキングやキャンプ、ランニングシーンで着用するゴアテックスウェアを探している人は、ぜひ参考にしてみてください!

●悪天候・ハードな山行でも安心なタイプ

 ゴアテックスウェアといえば、パリッとした硬めの素材や、雨風に強いというイメージを持つ人が多いのではないでしょうか。ここでは、そんなゴアテックスらしい特徴を備えた3つのシリーズを紹介します。

ゴアテックス(凡用タイプ)

 最もスタンダードな「ゴアテックス」。防水性や透湿性、耐久性などの基本性能を十分に兼ね備えており、バランスが整っています。ゴアテックスメンブレンが表地や裏地と合わさった、2層または3層構造が基本。低〜高山登山やスキー、キャンプなど、幅広いシーンにおすすめです。

ゴアテックス プロ

 「プロ」は、シリーズのなかで最高レベルの耐久性・防水性・防風性を備えています。悪天候時の高山登山などはもちろん、雪山登山やクライミング、バックカントリースキーなど、ハードなアクティビティで真価を発揮します。

ゴアテックス パフォーマンス

 長時間雨にさらされる山行やキャンプにおすすめなのが「パフォーマンス」。保水しにくい表地をゴアテックスメンブレンに貼り付けることにより、防水性・透湿性を長時間維持します。そのため、ウェアの中を快適に保つことが可能です。

●ゴアテックスならではの快適性が得られるタイプ

 ゴアテックスの特徴といえば高い透湿性。ここでは、特に透湿性を生かしたゴアテックスのファブリクスを紹介します。

ゴアテックス アクティブ

 透湿性が高く、軽量でしなやかな質感の「アクティブ」。もちろん、防水性や防風性も備えています。悪天候時や蒸し暑い時のランニングやトレランなど、動きの激しいアクティビティにおすすめです。

ゴアテックス パックライト

 名前の通り、軽量でコンパクトに収納できる携帯性にも優れた「パックライト」。防水透湿性や防風性も備えているため、天候に関わらずレインウェアを持ち運びたい登山やサイクリングに特におすすめです。薄くてしなやかなため、日常使いしやすいのも魅力です。

ゴアテックス シェイクドライ

 ゴアテックスメンブレンと裏地からなる2層構造の「シェイクドライ」は、透湿性や軽量性に優れています。ゴアテックスならではの防水性を最大限に生かした生地で、表面についた水滴は、さっと払うだけで落とすことが可能。ランニングやサイクリングなど、動きの多いアクティビティで特に活躍します。

WINDSTOPPER プロダクト by GORE-TEX LABS(旧 ゴアテックス インフィニアム ウィンドストッパー)

 ゴアテックスには、防水性を持たないシリーズもあります。「インフィニアム ウィンドストッパー」は、防水性はないものの、防風性の高い素材。透湿性もあり、風の強い場所での行動や、運動量の多いランニングなどにおすすめです。

    ランキングトレンド

    前日のランキングへ

    ニュース設定