お花見で先輩の奥さんに不倫をそそのかされ…トラウマを生んだ衝撃のキス――仰天ニュース・お花見トップ3

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2024年04月11日 16:11  日刊SPA!

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大事件ばかりがニュースではない。身近で巻起こった仰天ニュースを厳選、今回は「お花見」にまつわる記事に注目し反響の大きかったトップ3を発表する。第3位の記事はこちら!(集計期間は2018年1月〜2023年12月まで。初公開2019年3月29日 記事は取材時の状況) *  *  *

 桜の季節になると、恒例行事として職場の仲間たちとお花見をする人も多いかもしれない。上司や部下、同僚はもちろん、その家族が参加することもある。

 そこで家族ぐるみの付き合いが生まれ、仕事もやりやすくなる……はずだが、「先輩の奥さんに僕の恋心を弄ばれた結果、いろいろトラウマになりました」とは、都内の一般企業に勤める水野幸宏さん(仮名・27歳)。一体、何があったのか?

◆お花見の場所取り中、職場の先輩の奥さんが…

 水野さんは、職場の先輩にお花見に誘われて、土曜日の朝にひとりで場所取りをすることになったという。

「メンバーは先輩夫婦とその友達、僕と同僚の計10人で……お花見スペースを確保するため、朝6時起きでブルーシートを敷き、ダラダラしながらみんなの到着を待っていました」

 しばらくすると先輩の奥さん(30歳・主婦)がコンビニのコーヒーを差し入れに来てくれたそう。

「お弁当作りをしていたんだけど、唐揚げだけはどうしても夫が揚げたいってきかなくて。キッチンを追い出されたの。それで、水野さんが寒いだろうから温かいものを差し入れしてこいって」

 奥さんはそう言って、水野さんの前に座った。以前、先輩の家に遊びに行ったことがあるので面識はあったというが、きちんと話すのは初めてだったという。

 世間話をしていると、ふと寂しそうに「実はあの人、若い子と浮気してるの」と告白されてしまい水野さんはハッとした。

「急だったのでビックリしましたが、頼られてる感じがしたので、つい得意になって『僕でよければ何でも話して下さい!』なんて応えてしまって。向こうもちょっと笑ってくれたので、うれしくなりましたね」

 そのとき、奥さんのスマホに先輩からLINEが入る。お弁当作りの続きをするため、会話もそこそこに、家へと戻ってしまったそう。

◆奥さんから突然のキスに困惑

「やっとお昼になり、メンバーが集まってきてお花見が始まったのですが、なんとなく奥さんのことが気になってしまい、桜なんてほとんど見ずに奥さんをチラ見していたんですよ」

 お酒も入り、ほろ酔いでトイレに立つ水野さん。すると向かいから奥さんが歩いてきて……。

「僕が手を振ると、すれ違いざまに突然キスされてしまって。ビックリし過ぎて息が止まりましたね。その道はそこそこ人通りはあったのですが、ほんの一瞬だったので多分だれにも気がつかれてないと思います。いやぁ、思わずキュンとしてしまいました」

 それから、お花見は盛り上がり、水野さんが率先してみんなの写真を撮っていると、奥さんから「写真を送って欲しいからLINE交換しよう」と言われたそう。

「LINE交換して、すぐに数枚の写真を送ると『さっきのドキドキしたね』って奥さんが送ってきて……も〜ドキドキしてるのはこっちだよ〜! と叫びたい気持ちになりましたね」

 それから数日間、頻繁にLINEでのやりとりを繰り返すと、期待が高まる一方で、「このまま2人で会うことになったら、さすがに不倫はヤバいな、どうしよう?」という後ろめたい気持ちもわいてきた。 そんなとき、衝撃の事実を知る。

「給湯室でお弁当を温めていたら、お花見に来ていた同僚から『実は、先輩の奥さんに誘われているんだよね』と相談されました。必死に平静を装いましたが、意味が分からず動揺しましたね」

 しかも奥さんは、その同僚ともお花見の日にキスしていたらしい。

「まあ、浮気をしている先輩はもちろん、奥さんもどうかと思います。もちろん、僕自身もよくないことだと認識しつつも、ちょっと本気で好きになりかけていたので……ショックを受けたのも事実ですね」

 奥さんに対して「誘っていたの僕だけじゃなかったんですね」とLINEを送ってみると、速攻でブロックされ、それっきり連絡は途絶えてしまったそうだ。

「今は先輩の顔をまともに見ることができません。その後、同僚が奥さんとどうなったのかもわかりません。なんだか仕事がやりにくくなった気がします。さらに、あの事件以来、彼女を作るのも結婚するのもコワいなと思うようになってしまって、ずっとひとりなんですよ。桜を見ると胸がモヤモヤするので、もう花見なんてしたくないですね」

<取材・文・イラスト/鈴木詩子>

【鈴木詩子】
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。

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