武蔵丸の名で…曙さん追悼「Thank you Bradda.」 ハワイ出身3力士や若貴との横綱4ショットとともに

　大相撲で元横綱の曙太郎さんが心不全で死去した。54歳だった。訃報が伝えられた11日、同じハワイ出身力士として活躍した元横綱・武蔵丸の武蔵川親方（52）が、追悼した。

【写真】小錦＆曙さん＆武蔵丸のハワイ3ショット、曙さん＆武蔵丸と若貴兄弟の4ショットも

　角界にハワイ旋風を巻き起こし、貴乃花、若乃花らとしのぎを削った世代。武蔵川部屋のインスタグラムでは、当時の小錦、曙さんとの3ショットや、貴乃花、若乃花との凛々しい横綱4ショットが披露された。

　「【さようなら Chad】今はショックな気持ちが大きいです。心からご冥福をお祈りいたします。Thank you Bradda.」とメッセージ。「Bradda」は、あんちゃん、同胞、兄弟などの意味。添えられた名前は「武蔵丸」となった。

　曙さんは1969年5月8日生まれ、米・ハワイ州出身。元大相撲力士。93年横綱に昇進、93年と00年の2回、年間最多優勝を獲得。96年には日本に帰化し、日本国籍を取得した。01年の引退後はK-1デビューし、プロレスラーに転向するなど格闘家として活躍した。