コメ兵HDがマレーシアに初進出、リユース文化の形成を目指す

　コメ兵ホールディングス（以下、コメ兵）が4月12日、マレーシアに初進出すると発表した。同社の連結子会社 KOMEHYO BRAND OFF ASIA LIMITEDが、マレーシア・クアラルンプールに子会社 KOMEHYO MALAYSIA SDN.BHD.（仮称）を4月中に設立する。

　コメ兵は、海外ブランドリユース市場でシェアを拡大していくうえで、一人当たりの所得がASEAN諸国の中でシンガポールに次いで高く、経済成長が著しいマレーシアに着目。今回子会社を設立し、マレーシア国内でのリユース文化の形成を目指すとともに、ASEANにおけるコメ兵のさらなる成長と海外ブランドリユース市場でのシェア拡大を実現していくという。
　同グループは、「KOMEHYO」や「BRAND OFF」などのブランドを始め、買取り、小売り、卸売り、オークションの国内シェア最大規模を持つ4つのチャネルを活用した、ブランド・ファッション事業におけるグローバル戦略を展開。これまで、中国上海や北京、台湾、香港、タイ、シンガポールなどに進出してきた。

コメ兵HDがマレーシアに初進出、リユース文化の形成を目指す

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