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身近に、パチンコや競馬などのギャンブルにハマっている人はいますか? ギャンブルは、自制心をもって楽しくできる範囲なら誰かにとがめられることではないのかもしれません。しかし、なかにはのめりこみすぎてしまい「ギャンブル依存症」におちいるケースもあります。本人はやめたいと思っているのにやめられない、そうなると注意が必要ですね。ママスタコミュニティのママたちの身近にも、ギャンブル依存症の傾向にある人がいるようです。
『身近に、多分ギャンブル依存症じゃないかと思う人はいる? 私の場合、旦那がそうです』投稿者さんは、旦那さんがギャンブル依存症を疑っているようですね。人が「依存」する対象はさまざまですが、代表的なものに、アルコール・薬物・ギャンブルなどがあります。このような特定の行為に対して、「やめたくてもやめられない」「ほどほどにできない状態」を依存症といいます。本来、家族の支えとなるはずの旦那さんが、このような状態になってしまうとツラいですよね。きっと投稿者さんは救いを求めるような気持ちで、投稿したのでしょう。
ギャンブル依存症、身近にいる?
『元旦那がギャンブル依存症だった。消費者金融数社、会社の人から借金。そのたびに旦那親が肩代わり。最後の方は、勝手に子どもの学資保険解約と、自分の生命保険を解約して保険金をパチンコに使っていた。私の通帳やカードは、枕の下に隠して寝ていた』
『父親がギャンブル好きで、ろくでなしだった。だから私が結婚相手に求めた条件は「ギャンブルしない真面目な人」』
『友達の元カレ。実家はお金持ちだから、かなりの額を親に肩代わりしてもらっていたらしい。なのにまたすぐに怪しいところでお金を借りたり、友達のブランド品を勝手に売ったり、全然やめられなかったらしい』
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『大学生の息子がギャンブル大好きで困っている』なかには子どもがギャンブルにのめりこんで困っている人もいました。
投稿者さんはギャンブルにハマってしまった旦那さんに「本人もつらかろう」と理解を示しており、現時点では離婚は考えていないようです。しかし依存状態が進んでいくと、本人だけの問題ではおさまらないでしょう。家族や周囲の人との人間関係よりもギャンブルを優先してしまい、周囲の人の社会生活にも支障をきたしてしまう前になんとかしなければなりませんね。
ギャンブル依存症って治るの?
厚生労働省のホームページによると「回復することは可能」とのこと。ただし、回復に向かって進むためには、ギャンブルを「止め続ける」必要があります。ギャンブルをしたいときにどのように避けるか、ギャンブル以外のことをする時間をどのように増やすかを考えなければならないとのこと。
みなさんの身近な人が繰り返しギャンブルをするような傾向になったら、きっとなんとかしてあげたいと思うことでしょう。しかし厚生労働省のホームページによると、「本人は自覚がないため、気持ちだけでコントロールしようとしても失敗します」とあります。家族がいくら説得しても、問題は解決しないことが大半でしょう。むしろ本人を追い詰めることになり、さらにストレスを解消しようと余計ギャンブルにのめりこんでしまうこともあるのだとか。
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参考:厚生労働省「依存症についてもっと知りたい方へ」
文・安藤永遠 編集・荻野実紀子 イラスト・善哉あん